私は常日頃、お腹が空いていたので、学校に咲いたひまわりの種をお菓子代わりにしたり、そこら辺にあった甘い味がする花を吸ったり、友達の家に食料を求めに行ったり日々ご飯のことばかりを考えていました。 何度も友達の家でご飯をもらう日々を過ごしていた為、さすがに友達の母親たちは私と遊ぶことに関してよく思っていなかったので私はもうこの友達の家に行くのは難しいだろうとよくわからない空気を感じ取り、そのあとは食べれる野草を探したりしていました。 実際、本当に食べて大丈夫だったのかは分かりませ
小さい時、母と謎のゲームをするのが好きだった。母は私の手を1.2.3.4といいながらギュギュギュギュと握るのです。 母がギュっとしてくれた回数だけ私も母の手を握り返しました。 それは私の中で一番幸せな時間でした。 きっとそれ以上になにか思い出はあったのかもしれませんが、母はなにかをきっかけに少しずつ壊れていってしまいました。 虐待、それは日常茶飯事で今思えば面白いこともあった。 たとえば、私は逆鱗に触れ、母は下着のまま外に私を追い出し罵倒を繰り返すのです。 それを隣の家に住ん
カーテンから漏れ出す太陽の眩しい光、猫たちがご飯を求めて一斉に鳴き出す声、猫たちの出したての糞尿の匂いとgloのヤニの匂い。 なんのやる気もない朝。 猫にご飯をあげる為にとぼとぼと台所へ。 やつらは騒ぐわりにカリカリを残してまた寝床へつく。私はやつらの糞尿をお掃除し、一緒にまたベッドへ行き睡眠へつく。 二度寝はまた悪夢の旅。どんな夢だったかなんて覚えてないけどとても嫌な夢。 二度目の起床もだらだら携帯を見ながら"死ねる場所" "生きる意味" "楽な死に方"なんて検索してたら