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歌が好きだった下の姉
私の姉は歌が好きで共にザ・ベストテン!を見て楽しかった。 山口百恵が好きで高校の学園祭でも披露するし、ロイヤルの社内出し物では明菜の衣装を揃えて熱唱するほど。 郷ひろみも好きでレコードもあった。 私とは八つも離れていたので特に可愛がってもらった。
一緒にコタツで横になって歌詞の本100曲全集みたいのを広げては片っ端から知ってる歌を紹介してもらった。(あの歌詞本も今は無い)
私が小学生の時に流行っていた、さだまさしの「精霊流し」 去年のあなたの思い出が~♪
懐かしいね。 (*ˊ˘ˋ*)。♪:*°
2番の歌詞
いつの間に錆びついた糸で くすり指を切りました
で私がいつも字余りになって「を切りました」が変な風になるのです。
1番の歌詞は
あなたの為にお友達も 集まってくれました
はすんなり行くのに。
2番のここにさしかかると「を切り マシた~」
でいつもおかしかった。
不満足の顔を見かねて姉は
「よく聴いてね」
と涼やかに歌い終える。
よし! チャレンジ! でも「を切り マシた~」
で半泣きの私。 (*꒦ິ³꒦ີ)
姉は「くすり指のくの出だしを気持ち早めに歌うのよ」とアドバイス。
あの頃あなたがつま弾いた ギターを私がひいてみました
いつの間に錆びついた糸で くすり指を 切りました
おー! (((o(*゚▽゚*)o)))
気持ちよくラストまでニヤケながら完唱!
姉「そうそう! 上手!」と。
何度も歌を聴いてタイミング、音程、クセや間を聴き取る そして声に出す。 そして、歌手の声と重ねてズレが無いか試す。 身勝手で独り善がりの悦に浸った歌では上手になれないし、「キチンと聴かないとダメよ」と優しく教えてくれたあの頃が懐かしい。
何度も何度も子供ながらその歌ばかり練習するもんだから姉はいつの間にか寝ていた。
構わず揺り起こしては新しい曲の出だしをせがんだもの。
今思えば、兄弟姉妹でも、親子でも、友達同士でもそんな時間を共有出来るなんて、本当に大切な思い出だったんだな~と染み染み。
いつも、私の味方だったその姉は11/26(いい風呂の日)大分の別府の旅先で急逝。2016年今の私と同じ55歳だった。
〇 コミュニティでの健康サロン
今月残念ながら、私の体調不良で健康サロンを中止せざるを得なかった。 次回は九月。
反省を踏まえて、また楽しく参加される皆さまと素敵な思い出の時間を共有したいですね。
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