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小さな奇跡体験

奇跡ってどんな時に起こせるんだろう?
奇跡って、人によって基準が違う。だから、私にとっての奇跡は、他の人か見たら、大したことではなかったりするのかも知れないけれど…。

普通の日常生活を送っている上で、通常では有り得ないような出来事が起きることを奇跡と呼ぶんだとしたら…

私が体験した奇跡。

旦那と付き合い始めた頃、旦那(彼)のことが好きで好きでたまらなくって、逢いたくて逢いたくてたまらなかった遠い昔の話。

彼と二人で屋形船に乗って、花火を見る約束をしていた。でも、あいにくその日は、台風の予報。母からこの予報じゃ、絶対に花火は中止だと言われた。

でも、恋のエネルギーは強い。パワーがすごい。現実なんて全く見えていない。

その時の私は、なぜか花火は絶対見れる!!って何の根拠もない揺るぎない確信があった。

電車に乗って、花火を見る会場に向かう途中。プラットフォームから空を見上げると、雨は降っていないけれど、真っ黒な雲がものすごい勢いで流れていった。雲行きがかなり怪しい。

私は、普段はどちらかと言うと、嫌、かなりマイナス思考に傾いている。でも、その時は、そんな状況の中でも、絶対、彼と二人で花火を見るんだ!!って気持ちがとっても強かった。いつもだったら考えてしまう、マイナスな未来は全く思い浮かばなかった。

サラリーマンの彼と、サービス業の私たちにとって、一緒に逢える時間はとても貴重だった。土日祝日休みの彼と、土日祝日が、超稼ぎ時の私たちは休みが合わない。有給を使って休みを合わせたり、私が早番の時、一緒に逢えるようにした。

だから、逢う時間が貴重。花火だって、次の機会なんてあるかどうかわからない。きっと、一瞬、一瞬、今を大切にしていた。

私は、その時、神さまに絶対に晴れますようにって懇願したわけじゃなかった。なぜか、自分の中で揺るぎない確信、絶対晴れる!!
と信じて疑わない気持ちがあったから、私の願い通り、晴れてくれた。

願いをどうしても叶えたい時って、何かにすがりたくなる。でも、そうすると、きっとエネルギーが重たくなって、通じない。

私がこの経験を通して思ったこと。自分の中の確信力。強く信じるとは、ちょっと違う?揺るぎない、絶対そうなるという心の底から溢れ出てくる自らを信じる力?

それが大切なのかな。
いつも確信力に満ちた状態でいられたらいいんだけれど。

自分の未来を心から信じて、その信じている自分のことを決して疑わない。そんな時、きっと奇跡は起こせるんだろうな~。

読んで下さった方、ありがとうございます。


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