所信表明っぽいなにか

 やはり、一度PCのキーを叩くと早くもその依存性にやられていると気付く。先ほど初投稿を済ませたばかりであるのに調子に乗って次の記事を書いている。

 前回「何となく」と記したが、それでもある程度の軸のようなものを設けておいた方が、僕自身も読者の方も読みやすい造りになっていくのではないかと、うすぼんやりイメージしている。

 そのうすぼんやりの中身は、僕が読んだ本をある程度アウトプットすることにしようとしているのだけれど、本の紹介でも読書感想文のようなものでもなく、本から受けたインスピレーションのようなものを、僕が綴りたいその時々の事柄に交えて表現できれば、といったところである。

 しかし、しつこいようではあるが、僕はこのnoteにおいて極力何も気負いたくないし、上に述べたようなことは宣言ではなくあくまでもメモ程度のつぶやきである。我ながらあっぱれな逃げ腰である。

 閑話休題

 言葉を編みたい欲を発散するという目的だけであれば、だれの目にもとまらぬところで独りでPCのキーを叩いて居れば済むだけの話なのだが、なかなか人の心というものは繊細に複雑にできている。

 僕は言葉を紡ぐことに自信があるかと問われればイエスでありノーである。どこかでは誰かに見てほしいという思いがあるわけで、またどこかではそんな僕自身を厚かましく感じてしまい恥ずかしい思いもある。そのどちらも、つまりコンプレックスも自尊心も源は同じであるのだろう。
 
 しかしそんな煩悩のようなものからのある種の解放を志す意味においても、たとえそれが大いなる勘違いであるとしても、僕の文章を人様の目に留まるところに置く決心をしたことは、とりあえず今の段階で己をほめておくことにしようかな。

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