Purple Rainを意訳してみる

この曲の歌詞には映画のストーリーが大いに関係してるらしいが、僕はそもそもそんなものを見てなどいないので、この歌詞はその筋を無視しての意訳としてみる。
どうしてPurple Rainなのかといえばプリンス本人のイメージカラーが紫ということに始まり、彼曰く、この世の終わりには、空の色と血の色が混じって紫色の雨が降るのだとか。
自分にはそんなに素晴らしい感性はないので、Purple Rainの解釈など無視して訳していく事にしたい。
とは言え、ここを飛ばして前段を終えることは出来ないので、補足しておきたいのは紫色には、高貴や上品、至高のという意味の他に、悲しみや非情を表す時によく使われる色という特徴がある。つまり、殿下は「人生のいついかなる時も、祝福の雨も、悲しみの雨も、一緒に打たれていきましょう。それくらい、あなたのことを心から想っていたよ」ということが伝えたかったのだと思う。そう考えて作った訳詞として読んでもらえたら、これ幸いです。
—•——————————————————
I never meant to cause you any sorrow
I never meant to cause you any pain
I only wanted to one time to see you laughing
I only wanted to see you
Laughing in the purple rain
悲しませるつもりもなかった。
もちろん傷つけることなんて、とても。
君の笑顔を、たった一度でも見たいと思っただけなのに、どうしてそれだけのことが叶わないのだろうか？

Purple rain, purple rain
Purple rain, purple rain
Purple rain, purple rain
I only wanted to see you
Bathing in the purple rain
ただ、ずっと
いつまでも
側にいて欲しいだけなのに、
どうして、それだけが叶わないのだろうか？

I never wanted to be your weekend lover
I only wanted to be some kind of friend (hey)
Baby, I could never steal you from another
It’s such a shame our friendship had to end
ただの恋人になんてなりたくなかった。
別に友達としてだって、構わない。
他の誰かを傷つけてまで、君のことを手に入れようなんて思ってもいない。
始まりはいつでも突然だけど、終わりも同じようにやってくるなんて悲しいことだね。

Purple rain, purple rain
Purple rain, purple rain
Purple rain, purple rain
I only wanted to see you
Underneath the purple rain
この時を
ただ、この瞬間を
君と分かち合いたいだけなのに
どうして、それだけが叶わないのだろうか？

Honey, I know, I know
I know times are changing
It’s time we all reach out
For something new, that means you too
何もかもが変わっていく。
それは、僕にだってわかってる。
もう、この想いを忘れる時が来たみたいだね。
それは君も同じことなのかな？

You say you want a leader
But you can’t seem to make up your mind
I think you better close it
And let me guide you to the purple rain
君は僕に導いて欲しい、そう願っていた様だけど、本当はどう思っていたのだろうか？
もう、止めにしよう。
ただ、君と一緒に何もかもを分かち合って生きていきたかった。

Purple rain, purple rain
Purple rain, purple rain
If you know what I’m singing about up here
C’mon, raise your hand
もし君と、またこうして会えたのなら、何も言わずに手を振ってくれないか

Purple rain, purple rain
I only want to see you
Only want to see you
In the purple rain
もうこれ以上は、何も望まない。
でも、君とどんな時も、喜びも悲しみも何もかもを、一緒に分かち合って生きていきたかった。