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西村ヒロチョの音楽室#1 別館 「ヒカリ先生の放課後」

作曲家&鍵盤奏者の望月ヒカリです。お笑い大好きミュージシャンです。
noteでは定期購読マガジンとサークル(メンバーシップ)をやっています。

今回は、おととい7/26(火)に出演しました
「西村ヒロチョの音楽室」の放送後記、的なものを書いていきたいと思います。題して

「西村ヒロチョの音楽室別館 〜ヒカリ先生の放課後〜」(拍手)

そんなわけで、さっき配信用の動画も見たんですが、いやはや、面白すぎた&楽しすぎましたね。(語彙力)

私自身はステージの仕事はもう20年以上やっていて、割といろいろな経験もしてきたし、いろいろなことにも対応してきた方ではあると思うんですが、今回のステージは、本当にアドリブ部分が多かったので(というか、コーナーの枠組以外は、ほぼアドリブ)
ものすごい「ライブ感」がありました。笑いや新しい音楽がうまれていく瞬間を何度も見られた気がします。

MCのデニス松下さんとは、昨日がガチ初めましてだったんですが、
「わ!TVで観ている方が隣にいる!」と、ただのいちお笑いファンになっちゃいました、笑。キャリア長い割に、音楽の仕事でもご一緒させて頂く方が有名人だと、未だに毎回ミーハーが出る私です。いつも初心を忘れずにいるところが、自分の良いところだと思っています←

もちろん、ヒロチョさんと初めましての時もそうでしたが、打ち合わせでお会いしたクッションがあったおかげで、いくらか緊張もほぐれた気がします。セッティングをしてくださった、作家のぐっさん様様です。

そうそう、私は子供の頃からお笑いが大好きなんですが、今回の質問にもあった「好きなお笑い芸人さんは誰ですか?」は、めっちゃ迷うんですよね。

で、一番最初に、この人たち面白い!と思ったのが「オール阪神・巨人さん(小学校低学年の頃)」なので、ライブではそう答えましたが(渋いとはよく言われる)「漫才師(◯代部門)」とか、「〇〇さんのこのネタ」みたいに、カテゴリ別にしてもらいたいくらい、たくさんいます&あります。

お笑い好きの友人ともそんな話をよくします。好きだからこそ、順位をつけるのも難しいところではありますが、阪神巨人師匠からヒロチョさんまで、という守備範囲の広さと、私のお笑い愛が伝わっていたら嬉しいです。
劇場や寄席にお笑いを観にくらい好きだし、家にはいろいろな方のDVDもあります。昔から好き、というのが伝わりましたでしょうか?笑


そんなわけで、ここからは本編を観た方には、より楽しんで頂けるかな?な裏ネタです。まずはこちら。


・好きな音ネタ

「音ネタ」の定義って難しいなぁと思うところでもありますが、音楽を用いているお笑い、っていう意味では、私はこの方達が特に好きです。

・どぶろっく「もしかしてだけど」

ライブでも言った「大きな…(自主規制)」もすごく好きですが、単純に曲がカッコいい、メロディーがカッコいい、ハモりがカッコいいと思います。なんですかね、この語彙力のなさ、笑。言語化せえよ、というコメントが来そうなので、少しだけお話ししますと、どぶろっくの曲はサビメロ(いわゆる一番よく聴く部分)もキャッチーでカッコいいんですが、Bメロがすごくドラマチックなんですよね。ちゃんと、サビを引き立たせるための役割をしていると思います。江口さんと森さんのボーカル&コーラスも素敵ですね。

専門的なことは、またの機会に話すとして、わかりやすくいうと、「メインディッシュを立たせるための、前菜や箸休めの料理もすごくいいぞ」ということです。私は、お笑いも音楽も、緩急や間を大切にされているものが好きです。

あとは、COWCOWの「あたりまえ体操」や、藤崎マーケットの「ラララライ体操」、ジョイマンのラップネタも好きですね。(体操フェチというわけではないw)あたりまえ体操も、主メロはもちろん、Bメロも素敵です。ラララライ体操と、ラップはリズムが好きですね。音楽の三要素は「リズム」「メロディー」「ハーモニー」ですが、まずは何より「リズム」だと個人的には思っています(音楽もお笑いも)

・私ならこうする!ヒロチョの曲をアレンジ

今回、ヒロチョさんから、こちらの曲のショートver.の音源をいただいておりました。

普段、私がアレンジをする時にはいろいろなケースがありますが、今回はあえて「いただいた音源に、足したい音を追加する」という形を取りました。その方が、2つを比べた時に違いをわかってもらいやすいかな?というのがいちばんの理由です。

で、「どんな音を追加したんですか?」の質問に対して、オルガンとドラム、と答えたんですが、他にももう少しあるので(気になる方がいるかはわかりませんがw)追加した全パートを書いておきます。

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・ドラム(Addictive Drums 2 - XLN Audio セクションによってパートは調整して、キックだけサンプルも使っています)
・ドラム2(ウワモノにRift - 2.0 Minimal Audioをかけたものも混ぜている)
・ベース(「MODO BASS 2」 | SONICWIRE
・クラップとFX(UJAM / Beatmaker IDOL 
・オルガン(Vintage Organs | Komplete - Native Instruments
・シンセ(Spire - Dirigent - ディリゲント
・ベル(FANTOM-06 | Synthesizer Keyboard - Rolandのプリセット)

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一応、これで全部です。ネタを細かく解説しているような恥ずかしさもありますが、残しておきます。もともとのヒロチョさんのデータにもドラムやベース、ベルがいたので、そことのバランスが難しかったですが、いい塩梅でできたかな?と思っております◎本編でもヒロチョさんが話されておりましたが「カッコ良すぎず、ダサすぎず、笑いの底上げをする」を意識しました。書けば書くほど、つまらないやつだと思われないといいのですが、笑

・デニス松下さんにお渡ししたそれ

ステージ後半では、自作アイテムが役立ちました。

中身を飲んで、洗って乾かした容器に、生米を入れた「シェイカー」です。
子供の工作のように思われるかもしれませんが、シェイカーも、中に入っている粒の量や大きさによって音程が変わるので、意外と自作することも多いです。小さいヤクルトの空き容器を2つくっつけて作るバージョンや、中身をゴマにしてみたりなど、色々とやりましたが、私的にはR-1×生米がいちばん好きです。

ちなみに本番ではロゴの部分はシールで隠れておりましたが、こっそり忍ばせておいたメッセージにヒロチョさんは気づかれていて、苦いお顔をされていました。気がつかれるのは、さすがです。

いやしかし、このアイテムを持ったデニス松下さん、めちゃくちゃ面白かったです。セッションのくだりは、いちお笑いファンとして爆笑しながら演奏をしていました(涙出た)

素晴らしきヒロチョさんがアーカイブを作ってくださったので、こちらにも載せておきます。ぜひぜひご覧ください。この記事を読むタイミングによっては、配信アーカイブで全部を観ることもできます↓(ほんとおすすめ)

・あとがきのあとがき

こういったイベントでは、音楽のマニアックな話をしすぎると固くなっちゃうし、かといって中途半端にやっても面白さは得られないし、塩梅が難しいなぁと思っておりましたが、今回の「ヒロチョ音楽室」は、なんともバランスがよかったのではないか?と思いました。おふたりはお笑いのプロなので、その部分に関しては身を委ねまくって、私は音楽面の「ちょうどええ」部分を担当できればと思っておりましたが、笑っていただけておりましたら何よりです。

そして、なんとびっくり!好評につき来月8月23日(火)に行われる「西村ヒロチョの音楽室」の第二回にも参加させていただくことになりました!(と、スケジュールは伺っている)まだ細かなことは何も聞いておりませんが、ヒロチョさんへの宿題も出したことですし、ここは見届けないと…!

お笑い芸人さんとお仕事をすることが、今年の目標だったのですが、現実になったいま、もっともっと沢山の方とご一緒したいなぁという夢も出てきました。書いていたら叶うのであれば「お見送り芸人しんいちさん(おみロマ繋がり)」や「おいでやすこがさん」「レイザーラモンRGさん」「藤井隆さん」「男性ブランコさん」、、、沢山いすぎて困るな、、、笑

出囃子の音楽制作や、コントの音楽や生演奏で共演できたら嬉しいな。
よしもと以外の方も沢山いるのよね。ザコシショウさんとか、東京03さんとか、錦鯉さん(子供達も好き)、などなど。コントやピン芸と音楽(生演奏)の相性は良さそうですよね。

よしもとに戻りますが、博多華丸・大吉さんとご一緒できたら嬉しいけど、私はもう随分長いこと大吉さん推しなので(初めて生で観た時は鼻血出るかと思ったw)、推しすぎる方との仕事は使いもにならない恐れもあるので、迷うところです、笑


というわけで、第二回もお楽しみに◎
ヒロチョさんのファンの方の温かさも感じられた素敵なステージ、
私もご一緒できて本当に嬉しかったです!副担任のデニス松下さん(のぶさん)ともまたご一緒できますように!ありがとうございました!

家宝にしますw


望月ヒカリ


望月ヒカリ

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