パナマ文書とは?
パナマ文書とは?
2008年、北アメリカ大陸と南アメリカ大陸の境界に位置するパナマ共和国の秘密文書が流出した事件のことを指す
なにがそんなに騒がれていたかというと、主にタックスヘイブンを利用して節税している人のリストが流出したことが衝撃だった
例えば、歴代最多となる6度のバロンドールを受賞したスポーツ選手や
白い犬でおなじみの大手携帯電話会社のグループ創設者などの名前が載っていたということ
タックスヘイブンとは?
直訳すると"TAX"を取られるのを回避できる場所
(仕組み)
例えば日本国内で上げた利益があるとする
日本国内に置いておくと約3割程度が法人税として持っていかれる
そこで、法人税や所得税が安い国にペーパーカンパニーを用意し、
そこから何かを買うもしくは貸し付けるという名目でお金移動させる
あとはその国で役員報酬として移動させたお金を受け取るだけで
普通に受け取るよりもかなり節税することができる
タックスヘイブンとして有名な国はパナマ、ケイマン諸島、タイなどがあげられる
ただし、このペーパーカンパニーを作るにはトラストと呼ばれるお金の管理会社に依頼する必要がある
法を犯さないようにしっかりと仕組みつくりしてもらうのだが、
その費用は十数億程度かかる場合もあるという
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