スペインのサッカーコーチングスクールで一番最初に習うこと

タイトル唐突ですが、自分は現在スペインのバルセロナに住んでいてサッカーの指導者ライセンスを取得するために現地のコーチングスクールに通っています。

スペインサッカー協会が認定する指導者ライセンスは3段階あって低い順からレベル1、2、3となります。

現在このレベル1の授業を終えて無事に合格したので、これからレベル2を取得する段階です。

生徒数は大体20人ぐらいで、そのうちの半分がスペイン人、残りの半分が南米出身+自分の他に日本人が1人っていう感じです。

同級生はサッカー初心者から元チリ代表の選手もいたりとまさにぴんきり状態です。

でも、それぞれのサッカーのレベルなど関係なくみんなサッカーが好きで、サッカー先進国のスペインで指導者の勉強をしにやってきているわけです。

では、ここから今回の本題になりますが、

スペインのサッカーコーチングスクールで一番最初に習うこと、

それは『教育心理学(psicopedagogía)』です。

戦術のイメージが強いこの国でもやはり基本となるのはここなんだと思います。

とくに今自分が受けているのは育成年代における指導なので、尚のこと大事になるんでしょう。

この科目ではまず教育とは?から始まり、コーチングの種類や仕方、またそれらのメリット、デメリット。年代別の選手の特徴と指導者がやってはいけないこと、更にはモチベーションを維持することの重要性やモチベーションを継続させる方法などを習います。

自分がサッカー選手としてこれまで日本で受けた指導を思い返すと色々と考えさせられるものがそこにはありました。

育成年代においてサッカーのコーチになるということはサッカー指導者だけではなく教育者としての役割も担わなくてはいけないのだと。

それは他のスポーツにしても同じだと思います。

今の日本の教育現場においてこれを意識している指導者は一体どれぐらいいるんでしょうか。

子供たちは練習を楽しんでいますか?

『選手が練習を楽しんでいるときはコーチが練習を楽しんでいるとき』

授業ではこんな言葉を習います。

子供たちがスポーツを通して楽しみながら成長できる環境作りから指導は始まるのかなと思う次第です。

おわり。


これから文末にそのときの時事ネタを簡単にピックアップしようと思います。

記念すべき初回は、

『給食マスク2枚』

です。

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