韓国で指導者をすることになりまして、、

急な報告ですが、今回韓国で指導者をすることになりました。

実のところもうすでに渡韓していて、今こうして一人部屋でnoteを書きながら2週間の隔離生活を過ごしているところです。

スペインから直接渡ってきたわけではなく家庭の事情も重なり日本には一時帰国していました。(色んな方にご挨拶伺いたかったのですがコロナもあったので自粛しました、、)その際も帰国時に隔離をしていたので今回が2度目の隔離ということになります。またスペインでは罰則付きのロックダウンも経験しているのでこれが人生3度目の行動制限となります。

『隔離慣れ』なんて言葉がまさかこの世に存在するとは思いませんでしたが、まぁそれなりに充実した日々を過ごしています。

以前から韓国に住みたい願望があったのでこのタイミングで指導者として行けたのは本当に幸運な出来事だと思います。

というのも、自分は生まれも育ちも埼玉でしたが幼稚園から高校までがっつり朝鮮学校で民族教育を受けてきたので祖国である朝鮮半島の文化や歴史はある程度知識として備わっていました。それでもたどたどしいハングルやその中途半端な知識でチョソンサラン(朝鮮人)を名乗ることに長年コンプレックスを抱いていました。

高3の修学旅行で北朝鮮に行って人民軍兵士の方々と話す機会があってほとんど何を言っているのか聞き取れなかったとき、大学時代に韓国人留学生と常に日本語で会話をしていたとき、初対面のスペイン人と接するときに”在日”という概念を理解してもらえずsoy casi japones (僕はほぼ日本人だよ)と答えるとき、そういう出来事を通じて自分は一体何人なのか?と自問自答を繰り返していました。

それは自分が指導者としてやっていく上でも解決しなければいけない大きな問題であると感じていました。

自分のことをよくわからない人間に他人の指導ができるのかと。

だからこそ、自分のルーツである韓国に住み、生活から文化を知り、アイデンティティを確立させることで、また一層一人の人間として成長できるのではないかと考えました。

正直サッカー面についてはまだまだスペインで学ぶことはたくさんあったと思います。

それでもこのタイミングでの韓国行きの決断は自分にとっては必要不可欠であったし、韓国のサッカー環境からも今後指導者人生を歩んでいく上で学ぶことはたくさんあると思っています。

とにかくまた新しい土地で慣れない文化に触れることがワクワクしています。

ここではどんなカルチャーショックが待っているのか、また新しい価値観に触れることがとても楽しみです!

新しく所属するチームについてはまた今度気が向いたときに報告しようと思います。

では今日はこの辺で、

あすた るえご!!


おわり。


今日の気になるニュース、

『東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長 女性蔑視発言』

これはさすがにアウトでしょ~


ちなみに、個人的に思う森さんの発言ベスト1はやっぱこれ↓


・日米首脳会談の時に、英語が話せない森喜朗さんに、「How are you(ご機嫌いかが?)Me too」とだけクリントン大統領に対して言うようにアドバイスされていたが、実際には異なった発言で注目を集めました。

森「Who are you?(あなたは誰ですか?)」

クリントン大統領「I’m Hillary’s husband(ヒラリーの夫です。)」

森「Me too」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?