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今夜はスペースを聴くよ(2022/02/26)

2月ももう今日入れて三日で終わる。今日は最後の土曜日だから、ひと月前から楽しみにしてた「礫の楽音」を聴く。
この番組が始まるまで、詩人和合亮一さんのお名前は知っていたけど、詩の礫Ladderという取り組みは知らなかった。初めて見た時には、ちょっと感動した。
ハッシュタグをつけて、いろいろな人が思い思いのことを呟いていた。詩はもちろん、写真とか絵とか、キャッチコピーみたいなものとか、いろいろなものがあった。その中でも圧倒的なスピードでガンガン投稿しているのが主催者の和合亮一さんで、なんかもうすごいなって。Ladderって、多分後からつけたんだろうけど、バラバラの部品が組み合わさって何かが組み上がっていくような感じがたしかにあって、なんか詩人ってすごいんだなって。改めて感じたというか。

ま、そんなわけで、とりあえず昨日の「詩の礫Ladder」に投稿した音声作品をこっちにもまとめておきます。ヘベレケではあったけど、まぁ、絶対に今夜は原民喜の詩を読もうと思って、ちゃんと考えて選んだ三遍だったので。聞いてくださった皆様、ありがとうございました。

原民喜「讃歌」

原民喜「家なき子のクリスマス」

原民喜「永遠のみどり」

私ごときが言うようなことじゃないかもしれないけどさ。
力を振りかざして人を支配しようなんて奴ら、最低だよ。ましてや哀しみの遺産を脅迫の材料にしようなんざ人間じゃないよ。

この地球の大地に 青葉したたれ

どこの国の人の上にも。
それが人間である限り。

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