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【SEO】8/15~8/16にかけて発生した検索順位変動に関して

さて、先日の2020/8/15~8/16にかけてGoogleの自然検索枠で大きな順位変動を検知しました。

各SEOツールベンダーが提供している検索変動値を見ても、昨日の値は突出しており、「時期的にもアルゴリズムのアップデートが来たか...」と思われた方もいるでしょう。

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利用した観測ツール
MozCast
RankRanger
SEMRush
Keywordmap

その変動の幅から見ても、アルゴリズムのアップデート並に検索結果がガラリと変わっており、新アルゴリズムがリリースされたのかと一瞬考えましたが、Google公式の発表は無し。

しかし、検索結果が大変動しているのは間違いないので、どの様なWebサイトが今回のアルゴリズム変更(と想定されるもの)によって影響を受けたのか、その分析を試みましたが、数時間内でも検索順位が変動。

昨日(8/16)には正しい分析が出来ないと諦め、変動が落ち着くのを待つことにしました。

一晩明け、検索結果は概ね戻った!?

今朝、改めて検索結果データを確認すると、昨日大幅に順位を上げ下げしたWebサイトの検索順位が戻っていました。

私が観測しているキーワード全てでこの「戻り」が見られました。

例えば、医療系キーワード(観測n数=2000)の順位。YMYL領域であり、Googleのアルゴリズム変更が見て取れやすいキーワードですが、昨日の一時的変動では厚生労働省ドメイン *.mhlw.go.jp も検索順位が下降。(正しくは51位~100位のヒットKW数が大幅に減少)

これに対し、YMYL領域への情報信頼性を重視されて以降、苦戦にあった情報Webサイト(病院検索サイトやコンテンツメディアなど)は大きく順位を上げる結果に。

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しかし、一晩経ち、概ね順位は変動前に戻っていました。

また、昨日、厚生労働省ドメインで順位が下降したキーワードの多くが、変動前の順位に戻っていました。

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その他にも、キャッシング・クレジットカード関連キーワード(観測n数=535)にも同じ傾向が見られ、一時的に順位が上昇・下降したドメインも今日確認した所、変動前にの状態に戻りつつあります。

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SEOの激戦区でもある脱毛系キーワード(観測n数=808)も同じく、今回の変動前の検索結果に戻りつつあります。

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今回はGoogleの公式発表も無かった中での「アルゴリズム変更級のSERPs変動」であったので、何かしらのテストによる一時的な変動に留まったのかもしれません。(あくまでも私の予想です)

しかし、先週のGoogleのインデックス障害によるSERPs大変動の件もありましたので、また近い内にSERPs変動や新アルゴリズムVerのリリースがあるかもしれません。

8/17 8:00AM現在も変動中

しかし、今現在も検索順位(SERPs)は変動しています。

サクラサクラボさんのリアルタイム検索エンジン変動率を見ると、1時間単位の変動率が高いまま、今も推移しています。この状況は2日前から続いています。

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出典:SEO研究所サクラサクラボ

本来は、アルゴリズムのリリースが完了すると、数時間から半日~1日程度で変動は落ち着きますが、今なお変動し続けている所を見ると、まだ油断は出来ません。

引き続き検索結果を追いたいと思います。

参考になれば幸いです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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