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検索意図を満たそう - Weekly SEO(2020/6/20)

SEOおたく(@seootaku)です。

余談ですが、来週からSEOの海外カンファレンスがオンラインで開催されたりするので時間があれば参加してみようと思っています。有益な情報があれば別途発信していこうと思いますのでお楽しみに。

ちなみに昨年は、数十万円かけてSMX シアトルに参加したのですが、今年は航空券もホテル代も要らないのでお財布に非常に優しくて最高です。

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余談でした。今週のWeekly SEOを始めます。

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■3,000万ユーザーを集客した結果わかった、SEOに関する30の教訓

最近のSEO Japanさんの情報は優れたものが多いですね。

上記の記事には、30個のSEOの教訓が載っていますが、中でも大切だと思ったものをピックアップして紹介します。

・ブランドクエリはランキングに影響する
・人はデータにリンクすることを好む
・インフォグラフィックの存在を忘れてはならない

▼ブランドクエリはランキングに影響する

指名検索と順位の相関は、最近かなり強くなっているように思います。

指名検索数 = サイト名を直接検索して流入してくる数

指名検索数は、一つのKPIとしても良いレベルで重要度が上がっていますね。

Google Search Consoleで「サイト名」でどれくらいの流入が獲得できているかサクッと見てみてください。

ほとんど流入が稼げていないのであれば、現在のアルゴリズムでは上位表示はなかなか辛いものがあります。

ぜひ意識的に指名検索を伸ばすことに取り組んでみてください。

最近だと、YouTubeチャンネルを育てて指名検索を伸ばしたり、サイト名とソーシャルのアカウント名を揃えて増やす方法が旬な気がします。

▼人はデータにリンクすることを好む

根本的に、リンクをすることは情報ソースとしてその情報を使ったということです。

統計情報をはじめとするデータや一次情報は、多くの人にとって有益で利用価値の高い情報になります。

データまとめのようなコンテンツの作成はかなり大変ですが、リターンの大きい施策になるので余裕のある方は試してみると良いでしょう。

▼インフォグラフィックの存在を忘れてはならない

インフォグラフィックも作成に大きな労力が必要ですが、リンク獲得にうってつけの施策です。

Canvaなどを利用すれば、割と素人でもそれなりのものが作成できるので挑戦してみても良いでしょう。


■E-A-Tはランキングファクターなのか?

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SEOの知見者の中でも、E-A-Tがランキングファクターかどうかの意見は「流派」によって分かれます。

SEOにはいろいろな流派があるので、E-A-Tのような抽象的なアジェンダに対しては意見が分かれがちなんです。

この記事内では、下記の3つに流派が分類されてました。

SEOの流派
1. 計測可能で直接的に順位影響がするものだけを信じる
2. モデルに組み込まれているものが間接的に順位影響すると考える
3. 直接的・間接的問わずすべてのことが順位影響すると考える

個人的には「2」の流派です。

E-A-T is meaningless because it could mean anything you want. If you tell your clients to improve E-A-T, you could be meaning anything, improve your links, write better content, hire some experts.

E-A-Tは意味がない。なぜなら、どうとでも受け取れてしまうから。仮にクライアントに「E-A-Tを向上させましょう」と伝えたのならば、リンクをよりよくしましょう、より良いコンテンツを作りましょう、専門家を雇いましょうなど、なんとでも取れる意見を言っているにすぎない。

まさに。

E-A-Tのようなばっくりとした解像度で語っていても、何にもならないのがSEOです。

かといって、E-A-Tに対して何もやらなくていいかというとそうではないんですよね。

まずは、Google検索品質評価ガイドラインとのギャップや、Googleがコアアルゴリズムアップデートについて記載したブログ記事の「専門性に関する質問」などと照らし合わせながら、自分のサイトが"E-A-T"的に何が足りないのかを考えてみるところから初めてみるのが良いかもしれません。


■「テクニカルSEOガイド」の翻訳

テクニカルSEOは知ってる・知らないだけの世界なので、一回目を通しておくと良いかと思います。

下記などが参考になりました。

・noindexタグの使い方
・リンク切れの確認方法
・内部リンクのケーススタディ

個人ブログレベルでも、基礎的なテクニカルな部分は意識的に対策していった方が良いかと思います。

マイナス点をなくすことが、SEOにおいては割と重要度が高いです。


■PageRankについて知っておくべきこと

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PageRankが、SEOで一番好きな概念です。個人的に。

SEOの諸々は、基本的にすべてPageRankに紐付いていると考えています。

この記事では、

・PageRankとは何か?
・PageRankとはどのように機能しているのか?
・PageRankは未だに重要なのか?

結論、PageRankは重要です。

PageRankが重要じゃないって言っている人は、PageRankを見られるChromeのツールバーが消えたことを、PageRankがGoogleのアルゴリズムから外れたと勘違いしてる人だと思います。

被リンクを獲得する目的も、内部リンクを注力したいページに寄せる目的も基本的にはPageRankをコントロールするためです。

なんとなくでも良いので、PageRankの概念は一度調べてみると良いかもしれません。SEOの感覚値が一気に上がると思います。


■検索意図を満たそう

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検索意図を満たすことは超重要ですよね。

Googleが、そのキーワードの検索意図をどのように捉えているかを調査し、それに沿ったコンテンツを作成することが検索上位にくるためには重要です。

狙っている検索キーワードで検索した時に、

・強調スニペットは出ているか?
・ナレッジグラフは出ているか?
・リスト型のページが並んでいるのか?情報型のページが並んでいるのか?

など、多様な観点を持って検索結果を眺めましょう。

英語にはなってしまいますが、記事内で提供してくれていた「検索意図チェックリスト」が最高なのでぜひ利用してみてください。


■まとめ

SEOの流派の分類が個人的には好きでした。

また、E-A-TやPageRankなどのSEOに欠かすことのできない概念についてもSEOガチ勢の方であれば抑えておけると良いでしょう。

7月以降のSEOサイト診断やSEOコンサル案件についてそろそろ募集を開始しようと思いますので、気になる方は下記のページをご覧になってメッセージをくださいませ!


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