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リダイレクトは1年以上継続せよ【Google公式見解】 - Weekly SEO(2021年7月26日)

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【Google公式】リダイレクトは1年以上継続せよ

Googleの公式見解として「リダイレクトを1年間有効にしておけば、その後リダイレクトを削除しても、Googleは発信元URLから発信先URLへのシグナルを渡し続ける」と発表されました。

大規模サイトのSEO担当者などは、この公式見解があることで結構救われるんじゃないですかね。

一つ、重要なのが「Googleがリダイレクトを最初に発見したときから1年間であり、リダイレクトを設定した時からではない」という点です。

つまり、リダイレクト設定をしたリダイレクト元URLへのGooglebotのクローラーアクセスがあったタイミングから1年ということです。

ここを間違えると元も子もないので、正確に理解しておくようにしましょう。

また、ユーザーのためには可能な限りリダイレクトは残し続けた方が良いので、リソースに問題がなかったり、無限のリダイレクトチェーンになるような状態でなければとりあえずは残しておく方が無難です。

検索結果からのAMPバッチ廃止

検索結果に出ていたAMPを示す⚡️マークが廃止されました。

一般的には特にCTRに寄与していないと言われていますが、個人的にはニュース系サイトなどサクッと情報を見たいときにはAMPページをより好んでいたので、このマークが消えることで一定CTRは下がるんじゃないかと思っています。

トップニュース枠の掲載条件からAMPが外れたり、マークが無くなったり、AMPを実装することのメリットがどんどん薄れていますね。

ソフト404のバグ / レビュースニペットのバグ

<ソフト404>

2週間ほど前に、Googleがソフト404の検出方法を変更したのですが、その影響で一部のページがインデックスから外れてしまう事態が発生したようです。

現在、Googleはこの問題について対応中で、随時解消していっている模様です。

一度、ご自身のサイトのカバレッジレポートの中身を確認して、重要なページがインデックスから外れていないか(「有効」ではなく「除外」のステータスになってしまっていないか)を確認してみることを推奨します。

<レビュースニペット>

レビューの星マークが検索結果に表出しなくなったバグが起きているそうです。

↓正しい状態

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↓現在の状態

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Googleは、この現象はバグであると認めており、早急に対応するそうです。

海外ではレビューの星がある方がクリック率が良いという意見が大半なので、レビュー系コンテンツを運営しているサイトオーナーなどからはCTRが下がりトラフィックが落ちていると若干のクレームが入っていますね。

まとめ

各種悩ましいSEOのポイントについてGoogleの公式見解が出るのは嬉しいですね。

はやくページネーション2ページ目以降をどうすべきかのベストプラクティスも出して欲しいと切実に思っています・・・

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