滞在時間とSEO - Weekly SEO(2020/8/9)
SEOおたく(@seootaku)です。
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2021年のSEOについて解説した下記のnoteもぜひ目を通してみてください!
■今週のYouTube
今週は、順位とCTRの関係についての動画を撮りました。
順位ごとのCTRは、領域やキーワードの種類によって異なるので自サイトのデータで一度出してみることをおすすめします。
動画を見ながら、実際にGoogle Search Consoleとスプレッドシートを動かしながら実施できるようにしたので、ぜひやってみてください。
■滞在時間とSEO
SXO系(SEO × UX)の記事です。
滞在時間とは、「ユーザーが検索結果画面のリンクをクリックしてサイトに流入し、再び検索結果画面に戻るまでの時間」です。
Googleは「滞在時間が順位に影響する」と明確に述べてはいません。
しかし、SEO担当者は「滞在時間は順位に何らか寄与する」と考える人が多いです。
よくある因果・相関議論にはなってしまいますが、滞在時間が伸びると順位が高順位になる相関が多くの分析で見られています。
特に、読み物系コンテンツにおいてはその相関は顕著に出ると言われていますね。
難しい話は置いておいたとしても、滞在時間にユーザーの満足度が表れやすいのは考えてみればわかることです。
滞在時間を伸ばすことがネガティブに働くことはないので、ぜひ伸ばしていきたいところになります。
前置きが長くなってしまいましたが、この記事中で紹介されていた25個の方法のうち、個人的に大事だと思ったものをピックアップして紹介します。
・ファーストインプレッションを大事にする
・長文コンテンツを作成する
・クリックを促す内部リンクを設置する
・動画を埋め込む
・インフォグラフィックを挿入する
・ページロードタイムの改善をする
要約すると、
・最初に離脱させることなく、
・ユーザーの目を止めるマルチメディアを挿入し、
・可能であればサイト内回遊を促す仕掛けを作る
って感じですかね。
テストをしまくってGAを見つめまくって改善していくのみです。
■低品質コンテンツ削除
低品質コンテンツの削除についての記事です。
このトピックは、SEO界隈では過去からずーっと論点化されているアジェンダですが、2020年5月のアップデート後により頻繁に議論されるようになりましたね。
というのも、この記事にも書かれているように下記のような落ち方をしたサイトの特徴として、低品質コンテンツの含有率が多いことがあげられているからです。
ただ、2020年5月のアップデートで大きくダメージを食らったのは低品質コンテンツの中でも「情報が古いコンテンツ」だと予想しています。
更新日が非常に古く、情報のアップデートがされていないコンテンツの落ち方がひどかったサイトも多いのではないでしょうか?
低品質コンテンツが大量にあることがSEOにとってどうネガティブに働くかは下記の動画でお話ししていますので、興味のある方は合わせて視聴いただけますと幸いです。
個人的考えですが、個人ブログ規模のサイトであれば「削除」よりも「改善」をすべきだと思います。
とてもじゃないけど改善できない量のコンテンツがもしあるのであれば、管理できる量への記事統合や削除はありかもしれませんが。
■Meta Descriptionは大事?
マーティンが、Twitterで次のように投稿していました。
ディスクリプションとタイトルは、サイトの第一印象を作っているし、Google検索は、サイト運営者がそのページにとって重要だと考えているものの短い要約を取得するのに役立ちます。
TDH(タイトル / ディスクリプション / Hタグ)は、そのページをどのキーワードで評価するかのベクトルを決めるなんていう風に言われることが多いです。
順位の評価自体は、ページ全体・サイト自体の評価で決まるのですが、どのキーワードで上位表示させたいのかは割とTDHのメタタグで恣意的にコントロールすることが可能です。
カニバリが発生したり、思ったようなキーワードでimpressionが発生しない時にはまずTDHの見直しをしましょう。
■まとめ
今回のWeekly SEOでは、SXO系の記事、低品質コンテンツの取り扱いの記事、ディスクリプションがSEOに果たす役割の3本を紹介しました。
一つでも参考になる情報が提供できていれば幸いです。
P.S. YouTubeでこんな動画が見たいなどのコメントをいただけると嬉しいです!
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