![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/56453783/rectangle_large_type_2_e461e3077ee627bee9d02f40bbbe0dbd.png?width=1200)
大量の発リンクはSEO的に良くないの? - Weekly SEO(2020/8/17)
SEOおたく(@seootaku)です。
先週は、Googleがバグなのかアプデなのかで動きまくっていましたね。
SEOだけに集客チャネルを頼り切っていると、アプデがあるたびにドキドキしてしまうので良くないですね。
今週の有益なSEO情報についてご紹介します。
■SEOおたくの発信内容
・Weekly SEO:週一で最新のSEO情報を発信するnoteの無料マガジン
・YouTube:SEOに関する無料解説動画
・LANY ブログ:SEOに関する無料解説ブログ
・Twitter:毎日SEO情報をひたすら発信しています
国内外の最新のSEO情報を発信し続けておりますので、各種アカウントのフォローもしていただけると嬉しいです!
Googleのindexバグ
On Monday we detected an issue with our indexing systems that affected Google search results. Once the issue was identified, it was promptly fixed by our Site Reliability Engineers and by now it has been mitigated.
— Google Webmasters (@googlewmc) August 11, 2020
Thank you for your patience!
アプデが来たとTwitterで騒がれていましたが、結局Googleのindexシステムのバグでしたね。
カフェイン(indexのところ担当するロボット)のバグだったんですかね。
詳しいことはあまり追いかけていませんが、あれだけ大きく検索結果が動くと心臓に悪いのでやめてほしいです(笑)
※上記は、アプデがきたと思って速攻で動画撮ってアップしたのに、蓋を開けてみるとアプデじゃなかったという悲しい動画です
ただ、今回のアプデに関して何かを述べているわけではなく、「アプデが来たらどう構えるべきか」を解説していますので、ぜひ閲覧していただけると嬉しいです。
もうそろそろアプデも来そうですし。
SEOのチェックリスト
よくあるチェックリスト系かと思いましたが、割とちゃんとまとまっていたので一読の価値ありです。
カニバリや孤立ページの対処まで言及されていたので、初心者だけでなく中級者以上にも読んでみてほしい内容です。
大量の発リンクはSEO的に良くないの?
「1ページに発リンクが〇〇本以上あるのって良くないですか?」って質問を受けること割とあります。
この記事でのGoogleの回答は「特に問題ない」って感じですね。
ただ、個人的には間接的に問題があると思っています。
もちろん発リンクが多すぎるからそのページの評価が下がるってことはないと思うのですが、発リンクを多くしすぎることで本来の内部リンク構造がバグるのでPageRankの傾注などが効かなくなります。
そうすると、どんなに綺麗なカテゴリ設計をしていても、本来強めたいページが強まらない自体が発生してしまいます。
何本までとかそういう意味のない閾値はないですが、あまり発リンクを多くしすぎるのはおすすめしません。
SEOを学ぶならこの本
ナイルさんがSEOを学ぶのに使える本を紹介してくれてますね。
記事中で紹介されている本は割と読んでいるのですが、中でも一冊だけめっちゃおすすめのやつがあります。
下記の本なのですが、SEOについていまいち本質的理解ができていないときに3周くらい読みました。そして手元に置いておいて、わからない概念が出てきたときに辞書的に使っていました。
SEOの本は、何冊も読むよりも、上記の一冊を読み込んだ方がよっぽど良いかと思います。
SEO教えてくれた先輩におすすめ書籍聞いたら9割上の本をおすすめしてきたので間違いない一冊です。
canonicalタグの使い方
「Google SEO 101」シリーズ、テクニカルSEOに従事している人には毎回超参考になる内容ですね。
前回のクロールバジェットの動画が、個人的には神動画だったので大規模サイト運営しているSEO担当者であればぜひ閲覧してみてください。
今回のcanonicalについての話の要点だけまとめると次のような感じかと。
・canonicalを利用して、評価統合しようとするのは間違い
・canonicalはクロールバジェットを浪費することを忘れない
・canonicalは重複を避けるために利用する
・canonicalは命令ではなく、ヒントとしてGoogleが扱う
canonicalタグの正しい使い方は、「重複ページの中でどのページが正規ページかを伝えるため」です。
わかりやすい例で言えば、計測用パラメータ付きのページがあるとコンテンツ内容は全く一緒でURLだけ異なります。
https://example.com/hogehoge/
https://example.com/hogehoge/?utm=fugafuga
PDCAを回したり、サービスの設計上パラメータを渡さざるを得ない場面は多いです。例えば、パラメータの値によってLPを出し分けたり、その値によって一覧ページ内の商品ソートを変えたり・・・
難しい話は置いておいて、重複ページが必要不可欠な時があります。
その際に行うべきがcanonicalタグによる正規化です。
正規化しないとただ重複コンテンツが大量にあると認識されて評価が落ちかねません。
しかし、canonicalタグの上記の使い方を踏まえると評価統合をできるように捉え、複数の重複ではないページをcanonicalによって評価統合して順位を上げようとする手法があります。
例えば、ページングの2ページ目・3ページ目を1ページ目にcanonicalを向けるなど。
いろんな大規模サイトで実装されていますが、本来のcanonicalの使い方とは違います。
ページング程度なら大丈夫ですが、通常ページとカテゴリページをcanonicalで正規化して評価を上げようとする方もいますが、本来の使い方ではないですね。
品質評価者が目検したらワンチャンペナる可能性すらあったりするのかも(知らない)
一言
YouTubeで話すのが難しいので、ブログでも同じ内容をよりわかりやすく解説するようにしようと思って準備しています。
そちらも週一くらいで発信していこうと思うので、ぜひ下記のTwitterをフォローしておいてください!
Twitterアカウント:SEOおたく
サポートいただいた費用は、LANYのSEOコンサルティングを日本一のSEOチームにするために使います!