見出し画像

インハウスSEOの良さ / SEOの順位を上げる31の方法- Weekly SEO(2021年6月14日)

先週はひたすら6月3日のアップデートの分析をしていました。

これまでもアップデートが来るたびに死ぬほど分析してきたのですが、独立後初めてのアプデだったので、大量のまとまった時間を取っての分析ができてひたすら楽しかったです。

自分なりには多くのものが見えてきたアップデートで、今後の方針を見直すいい機会となりました。

有料ですがnoteに僕なりにアップデートに対する見解を記載しましたので、興味のある方はぜひ一読してみてください。

それでは、今週のSEO情報をお届けします。

■SEOおたくの発信内容
Weekly SEO:週一で最新のSEO情報を発信するnoteの無料マガジン
YouTube:SEOに関する無料解説動画
LANY ブログ:SEOに関する無料解説ブログ
Twitter:毎日SEO情報をひたすら発信しています

各種フォローやチャンネル登録、ぜひお願いいたします!

試しにYouTubeでもWeeky SEOについて喋ってみましたので、ラジオ的に緩く聴いていただけると嬉しいです!

Googleは、NofollowとUGCとSponsoredのリンクを異なるものとして扱おうとしている

少し前に、Nofollowを「命令」ではなく「ヒント」としてGoogleが取り扱うようになる変更がありましたよね。

この変更によって、たとえNofollowリンクであってもGoogleが必要だと思えばクロールしますし、リンクジュースも渡すようになったかと思います。

この発表とほぼ同時に出てきたのが、「Nofollowの属性をもう少し細かく分けてみるよ」ってやつでした。

具体的には、

画像1

▼sponsored
広告とかスポンサーシップによるリンクに付けてね

▼ugc
コメントやフォーラムなどのUGCコンテンツからのリンクに付けてね

▼nofollow
従来同様にリンクは貼りたいけど何もリンク先に渡したくない時に付けてね

上記のようにリンク属性が細かく指定されたものの、たとえ上記を正しく使い分けなくても影響がないので大丈夫ってアナウンスだったんですよね。

となると、わざわざ工数をかけてリンク属性を修正するメリットが1mmもないので誰も変えませんよね。

今回の記事では、「Googleは頑張ってそれぞれの属性を別物として扱おうとしているよ」とは言っているものの、特に書き換えないと何かネガティブ・ポジティブなことがあるとは言っていませんでした。

インターネットをよりよくする(Googleのアルゴリズムを助ける)ためにボランティア的に書き換えるのはなしではないですが、基本的にそんなに素敵なサイトオーナーはいませんよね。

Core Web VitalsやMobile First Index, Speed Update, HTTPS化のように、インターネットのあるべき姿に向かって「やらないと順位落とすよ」って言って強制力を持たせるのは正直ありだと思っています。

まあ、いつか強制力を持たせられそうな気はするのですが、今のところは静観しておくのが正しいムーブな気がします。

企業のインハウスSEOをやるということ

大企業のインハウスSEOが良い点

・サラリーやストックオプションが良い
・多数の部署と何かを作り上げていく経験ができる
・SEO以外のスキルが身に付く(コミュニケーションとか)
・物事を動かすスキルが身に付く

大企業のインハウスSEOが微妙な点

・施策の実行が難しい(社内政治とかも必要)
・Titleタグの変更に6ヶ月くらいかかる(笑)

僕自身も、大企業のインハウスSEO育ちなので上記はすべて共感です。

上記以外にも、事業課題ドリブンでSEOを進める姿勢や、開発との協業など多くのことが身につくかと思います。

代理店やコンサルティングに在籍すると、SEOが経験できるサイト数が多かったり、SEO担当者が大量にいるので横での情報交換ができるなどの良い点もありますが、インハウスにはインハウスの良さがあるかと思います。

宣伝:インハウスSEOの方で副業的にでもSEOコンサルをやってみたい方は、ぜひLANYにお力添えください

コンテンツ主導の被リンク獲得

コンテンツ主導の被リンク獲得で最も難しいパートはどこかをMOZがアンケート調査を実施しました。

画像2

1. アウトリーチ対象からのリンク獲得
2. キャンペーンのためのアイデアを考える
3. キャンペーンアイデアの承認を得る
4. 十分な量の被リンク獲得先候補を洗い出すこと
5. アイデアの設計・開発

日本では、メールによる被リンク獲得施策がそこまで主流ではないですが、海外SEOでは基本業務の一つとなっており、ノウハウも数十倍くらい磨かれております。

この辺りっていわゆるSEO担当者のスキルセットではない部分が大きいので、SEOを伸ばしていくためには、いろいろな強みを持っている方が必要になってきていますね。

SEOの順位を上げる34の方法

34個をリストアップします。

1. ページ表示速度を早める
2. 品質の高いコンテンツを作成する
3. 画像を最適化する
4. Hタグで階層構造にする
5. ブログを始める
6. 外部発リンクを利用する
7. テキスト以外の要素も加える
8. 読みやすいコンテンツにする
9. リンク切れを修正する
10. モバイルに最適化する
11. ページの適切なフォーマットにする
12. 適切な連絡先情報を提供する
13. SNSシェアを促す
14. 対策キーワードを利用する
15. クリック率の高かろうTitle / meta descriptionを書く
16. URLを最適化する
17. 素晴らしいmeta descriptionを書く
18. モバイルアプリを作る
19. LSIキーワードを利用する
20. 不要なコードを排除する
21. Q&Aサイトで活動する
22. インフォグラフィックを利用する
23. プレスリリースを打つ
24. インタビューを受ける
25. 関連する領域からのリンクを獲得する
26. (25と一緒だったので割愛)
27. 多様性のあるリンクポートフォリオにする
28. Google My Busiessを利用する
29. 外部ツールでリンク可能性を調べる
30. 過去の投稿の情報量を増やす
31. Googleニュースに掲載されるように努力する
32. 自分の領域で専門家になる
33. インフルエンサーマーケティングを利用する
34. 無料ツールを作成する

中でも良さそうだなと思ったのは、次の4つくらいですかね。

7. テキスト以外の要素も加える
23. プレスリリースを打つ
32. 自分の領域で専門家になる
34. 無料ツールを作成する

テキストだけではなく、画像や動画、音声など多様な情報の形にしてページ内に置いてあげるのは非常に効果的かと思います。

テキストだけで上がりきらないときの最後の一押しとして、マルチメディアを利用していくのは非常に効果的だと思います。

また、プレスリリースも大事ですね。

そして、元も子もないですが「当該領域で専門家になる」ってのはE-A-T時代のSEOではかなり大事な要素だと思います。

誰が情報を発信しているのかの評価比重が大きくなった現在のアルゴリズムに打ち勝つには本質的にはこれしかないと思っています。

また、無料ツールを作るってのもいいですよね。

被リンクがやっぱり大量に集まるんですよね。

ただ、無料ツールでなくても何らかの被リンクが集まるサービスだったりページをサクッと作っておいてあげるのでも良いと思います。

34個の施策で使えそうなやつ、使えなそうなやつ色々あると思いますので、ぜひ自身のサイトで使えそうなものがないかをチェックしてみてください。

基本的にはSEOは手をたくさん動かした人が勝つゲームだと思いますので、少しでも良さそう!と思うものがあれば実装してみることをおすすめします。


サポートいただいた費用は、LANYのSEOコンサルティングを日本一のSEOチームにするために使います!