見出し画像

Passage Indexing - Weekly SEO(2020/10/26)

SEOおたくです(@seootaku

Weekly SEOが約2ヶ月ぶりの更新となってしまいました・・・

10月初旬の法人設立と、SEO中長期案件の受け入れ体制の整備でなかなかnoteやTwitterに手が回りませんでした・・・(言い訳)

が、少しずつ落ち着いてきたのでまたSEO情報をどしどし発信していければと思いますー!

それでは、今週のSEO情報をお届けします。

■SEOおたくの発信内容
Weekly SEO:週一で最新のSEO情報を発信するnoteの無料マガジン
YouTube:SEOに関する無料解説動画
LANY ブログ:SEOに関する無料解説ブログ
Twitter:毎日SEO情報をひたすら発信しています

国内外の最新のSEO情報を発信し続けておりますので、各種アカウントのフォローもしていただけると嬉しいです!

2021年のSEOについては、下記のnoteに記載してあります。ぜひ読んでみてください!

Passage Indexing

最近のもっともアツいSEOトピックといえば、Passage Indexingではないでしょうか。

Passage Indexingについてざっくりサマると、

・ランキングシステムの変更
・ページを細かく分けてインデックスするわけではない
・一部のPassageだけを対象にするランキング要素を追加する
・米国で11月より開始

まあ、まだ情報が少なすぎてよくわからないですね(笑)

新たな情報がわかり次第、Twitter等でも発信していきます。

ただ、個人的には割と大きな変更なのではないかと思っています。

妄想程度に聞いていただければと思いますが、ニッチなロングテールのクエリで一部がYMYLに引っかかるようなクエリがあったとします。

その際に、現在のGoogle先生のアルゴリズムだと、

①検索意図にドンピシャで掘り下げてるけど権威のないページを選ぶ
②検索意図にドンピシャではないけど権威のあるページを選ぶ

の二択になった時に②を出します。

YMYL領域で情報の信頼性が重要視される検索結果では致し方ないのですが、その検索結果だとなかなか思っている情報にたどり着けずにユーザー満足度が下がっていくでしょう。

それが、Passage Indexingによって②のページの中でもっとも検索意図を満たせるPassageが表出できるようになれば非常に良い検索結果になりますよね。

ただ、indexingnの話ではなくランキングの話って言われているのでちょっと上記が起きるかどうかは不明ですが・・・まあ、なんだかんだ表出するページ内容は変わるんじゃないかなって勝手に思ってます。

というつまらない妄想は置いておいて次の記事に進みます。

noindexの取り扱いには注意が必要

好きな話でした。

とあるECサイトのSEO担当者が、

「在庫切れになった商品ページをnoindexにして、在庫が戻ってきたらindexにしている。それなのに、Googleがなかなかindexを戻してくれない。metaタグは無視されているのか?」

とジョン・ミュラーに質問していました。

回答としては、

「一度noindexにしたことで、クロール頻度が下がり、なかなかクロールができていない。そのために、metaタグを再読み込みできていない可能性が高いよ。」(ちょっと個人的な意訳もあり)

でした。

noindexページのクロール頻度が下がるのは、Googleのクローラーのリソースを考えれば当たり前の話です。

index化した後にたとえsitemap.xmlファイルに記載したとしてもそのクロール優先度はあまり上がらないとのことでした。

index / noindexを頻繁に変更する仕様にするのはあまり得策ではないかもしれません。

在庫を持つデータベース型サイトであれば、どちらかと言えばURL永続化を実施して永遠にindexにさせておくべきなのでしょうかね。

クロールとインデックスとランキングは別の話

これも好きな話です。

少しSEOへの知見を深めた後にぶち当たる壁が、クロールからランキングまでのプロセスの正確な理解だと思います。

大規模サイトのSEOに携わる型であれば、下記のGooglebotのお仕事プロセスは確実に頭に入れておいた方が良いです。

画像1

参考:https://developers.google.com/search/docs/guides/javascript-seo-basics?hl=ja

このプロセスを理解していなければ、何がサイトで課題になっているのかの原因追求がまずできません。

コンテンツSEOであれば不要な知識ではありますが、データベース型大規模サイトなどでクロール・インデックス周りの課題に取り組む際には確実に必要な知識です。

SEOに深く携わろうと思っている方はぜひここのプロセスを抑えておきましょう。

まとめ

久しぶりのWeekly SEOですが、インデックス周りの少し小難しい話になってしまいました・・・

ただ、僕個人としてはこの領域が一番好きなのでもし共感してくださる方がいたら嬉しいです。

また再掲にはなりますが、SEOコンサルティングの案件も興味がある方はぜひお問い合わせだけでもお待ちしております。


サポートいただいた費用は、LANYのSEOコンサルティングを日本一のSEOチームにするために使います!