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2020年の被リンク獲得の方法 - Weekly SEO(2020/6/28)

SEOおたく(@seootaku)です。

今週は世界中のSEO担当者が「SMX NEXT」に参加していて、話題がそればっかでしたね。

SMX NEXTのレポートも書きましたので、よかったらどうぞ。

とはいえ、いくつかの有益情報もありましたのでご紹介します。

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■2020年の被リンク獲得の方法

MOZのWhiteboard Fridayは本当に優良コンテンツですよね。

毎週のようにヒット情報を出してくれます。

今週のテーマは「被リンク獲得」でした。SEOに関わるすべての人の大好物なトピックですよね。

こちらで紹介されていた被リンク獲得方法は以下の通り。

・リンクされていないブランドメンションを探す
・リンクされていない自社画像コンテンツを探す
・404ページについているリンク評価を301で200ページに転送する
・直近失ったリンクを分析する
・被リンクの向き先を変えてもらう
・競合サイトがリストで紹介されているページを見つける
・多くのサイトオーナーと関係性を構築してリンクをもらえるようにする

リンク獲得方法の詳細を知りたい方は、ぜひ動画を見てみてください。

中でも面白いと思ったのが、既存でリンクされてしかるべきだけどリンクされていないコンテンツを見つける方法です。

"ブランド名" でGoogle検索をしてみたり、画像検索に自分のサイトで利用している画像を入れて検索してみましょう。

被リンク一本を獲得する価値はかなり大きいので、これらの労力は見合う可能性が高いです。

ぜひサクッと調べてみることをお勧めします。


■サイト構造のSEOガイド

熟練者じゃなきゃ書けないような記事でした。

サイト構造は大事だと思いながらも、なぜ大事なのか、どうすべきなのかがわからないと思います。

大規模サイトのSEO担当者であれば、いかにクロスリンクを作成するかの各領域ごとの事例が非常に参考になるので、英語ですが目を通してみることをお勧めします。

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そもそもサイト構造を整えると何がよくなるかというと、

・PageRankがサイト全体に行き渡る
・各コンテンツのクロール頻度が上がる

大きくはこの2点です。

特に小規模サイトであれば、サイト内のどの位置にコンテンツを置くのかによって順位を上げ下げすることも割と可能です。

まずは、TOPから3クリック以内でたどり着けないコンテンツがないかを確認してみてください。

仮に数百ページしかないサイトでそのような状況が起きているのだとしたら何かしらカテゴリ設計が間違っている可能性が高いです。

ちょっと上級Tipsですが、下記の図の赤い線のような「傾注リンク」を設置することで、重要なカテゴリやページにPageRankを多く渡したり、クロール頻度を高めてキャッシュの更新を爆速化するなどの施策に手が出せるとSEO初心者の域は超えていると入れるのではないでしょうか。

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■Canvaを支えたSEO戦略

ここ最近読んだSEO関連の記事の中で、一番よかったです。

2,000万人以上の月間アクティブユーザーを誇り、190を超える国々で利用されるデザインツールの裏には、戦略的なSEO戦略があったそうです。

中でも特徴的なのが、被リンク獲得戦略です。

Canvaは、現在では400万本以上の被リンクを持っていますが、そこには泥臭いSEO戦術も隠れていました。

例えば、下記のようなメールのアウトリーチ戦略も愚直に行っていたそうです。

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実際、Canvaにはメールのアウトリーチで被リンクを獲得するための仕事すら存在しています。

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面白いのが、この仕事には営業のようなノルマがあることです。

月にn本と決められ、それを獲得するためにCanvaに直接的・間接的問わず関わる内容を書いているブロガーにリーチして被リンク獲得を交渉します。

こう見るとやっぱり泥臭い作業ですよね。

ただし、それだけ重要なタスクであるということです。

日本では、メールによる被リンク獲得は嫌悪されがちですが、プロダクトをグロースさせるためには必要不可欠なワークかもしれません。

むしろ嫌悪感を持たれない形で、メールでの被リンク獲得ができるようになれると良いですね。

Canvaのような素晴らしいプロダクトのグロースをSEOを通じてお手伝いできるのは幸せですよね。


まとめ

CanvaのSEO戦略の記事は、一人のSEO担当者として感動しました。

スタートアップやベンチャー企業のSEOをお手伝いして、それが世の中にどんどん広まっていくのって相当やりがいになりますよね。

ぜひともそんなお手伝いがしたいものです。


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