悪夢
わたしは
太陽に恋い焦がれ
手に入れる為に
死んでしまった
トボトボと
黄泉の国を歩いていると
小さなお姫さまを見つけた。
わたしをジッと見るその瞳は
わたしと同じだった
太陽を忘れた私は
黄泉の国の住人となった
苦痛しかない時が
この身を刻んだ
ズルズルと
這いつくばっていると
大きな王子様をみつけた。
横顔からみえた瞳は
キラキラと輝いていた
小さなお姫さまは
わたしに愛を教え
大きな王子様は
わたしに愛をくれた
けれど
月はまだ
どこにもいない
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