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創世記~天~


私にとって泣くことは
無意味な情動でしか無かった

子供の頃から泣かない私に
両親は苛立ち、怒りをぶつけてきた

泣けば何かに負ける気がして
我慢して耐えることが当たり前になった。



心が壊れると
涙は自由意志を手にし

どこで何をしていても
声を出すほど泣かせてきた。

見ていた夢が消え
果てしない絶望が見えても

人を拒絶する気持ちを
どうすることができなくても

これをして何になるの?
を、やっていく時間の中で


今降っている雨は
80年前、誰かが流した涙でできている。


そんな話を
急に思い出したことがあって

私の涙が
80年後降ることを嬉しく思った。

その雨が
植物や自然を育てて

その命を何かが食し
更に命を繋げていく

そこには未来があり
そこには救いがある気がしたから。

雨は好きだ

子供の頃よく
傘を家にして遊んだ

もしかしたら
誰かが流した涙を

受け止めていたのかもしれない

そう思ったら
ふふっ、て笑えた。

そうやって
私が流した涙を

受け入れてくれる人がいた

それが
私の創造した天なら


とても嬉しいと思う。



ある



6神はまた言われた、「水の間におおぞらがあって、水と水とを分わけよ」。
7 そのようになった。神はおおぞらを造って、おおぞらの下の水とおおぞらの上の水とを分けられた。
8 神はそのおおぞらを天と名づけられた。夕となり、また朝となった。第二日である



宇宙銀行に預金 or 支援活動資金にさせていただきます🐥⸒⸒ そう思ったけど、あたしが美味しい物を食べたり飲んだりする事にも使います!!笑