仙崎愁

普段は医療従事者として病院勤め。 小説家もやってます。

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お部屋片付け術【超ズボラ人間向け】

部屋が無限に片付かないそこの君! そう、俺である。 ブラザー、知りたいんだろ? お部屋の片付け方ってやつをさ。 まぁ聞いてってくれよ。退屈はさせないさ。 ① とにかく床に物を置くんじゃねえ1回、床に転がったものをすべて高いところに置いてみる。するとどうだろう、片付いた感じがするのではなかろうか。 衛生観念がぶっ壊れた俺たち。床になにが転がっていようがいとわないのが俺たちなのである。 そのうちにコンビニ袋とカップ麺の空が転がりだすはずだ。あるいはペットボトル、あるいはレジ

    • コンビニの蕎麦に救われる

       今日も過眠症で、炭水化物を消費するだけの一日を送ってしまった。夕方になるにつれて強くなる罪悪感と自分への言い訳が天秤の上でゆらゆらする。  なにをするにも面倒くさくてたまらなくなる日がたまにある。冷蔵庫には食材がある。米もある。でも食べたいものがひとつもない。外に出る気力も出前を頼むほどの欲もない。本当に生きてるのか、俺は。  死体だなあと思う。死んでいる、死にながらに生きている。ベッド上の一畳すらも似つかわしくない死人だろう?  小説を書く手も進まない。どれだけ書き

      • 「明け方の若者たち」という感情の小説

        若者の共感に全振りしたかのようなエモエモの小説に出会った話。 カツセマサヒコ著の上記作品。6/11発売です。重版決まってるのかな? 明大前で開かれた退屈な飲み会。そこで出会った彼女に、一瞬で恋をした。本多劇場で観た舞台。「写ルンです」で撮った江の島。IKEAで買ったセミダブルベッド。フジロックに対抗するために旅をした7月の終わり。 世界が彼女で満たされる一方で、社会人になった僕は、"こんなハズじゃなかった人生"に打ちのめされていく。息の詰まる満員電車。夢見た未来とは異なる

        • マチネの終わりにを読みながら

          200ページまで読んでるんですが 世界が広い 視野が広い 人間的にも深いと思わされ続けるわけですよ。 それでいてマキノ、ヨウコふたりの葛藤もしっかり書かれていて。そういう深掘りをするためにどれだけの取材を重ねて練り上げたのか、どれだけの熱量を注いだのか。 考えるだけで脱帽ですわ。 ・ギタリストの話 ・バグダッドでの話。記者として ・クロアチア系、ソリッチの話 この3つが交差して絡んでいってって どんな脳みそしてるのか気になって仕方ない。 どんな興味の向け方をしてるのか気

        お部屋片付け術【超ズボラ人間向け】

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        • 仕事日記
          1本

        記事

          人間はいつの日か『自分』というものを忘失してしまう。「認知症」という人間のゴール地点

          こんばんは。自粛ムードのなかいかがお過ごしでしょうか。 さて、いつも仕事していて思うことをぽつぽつと羅列したいのです。 というのも「認知症」(かつては痴呆症)の話をしたいんですよ。みなさんはどんなものだと想像しますか? 忘れっぽくなる? 「じいさんや、飯はまだかのお」 みたいな? はたまた孫の顔を見て  「だれじゃったかのお」 みたいな? 記憶はもちろん、そんな感じで失っていきます。自分の年齢、今の西暦、年号。記銘力がなくなるって言い方をするかなと思います。新しいこ

          人間はいつの日か『自分』というものを忘失してしまう。「認知症」という人間のゴール地点

          花冷えの今日(写真あり)

          寒かったですね。桜もびっくりしたことでしょう。 幸せのおすそ分けと称する自己満です。 こちら雪と桜です。SSは1/2000だったと思います。 こちら柳です。いつもよりしなだれていたと思います。 これは梅?だと思います。遅咲きですね。鮮やかで映えてました。 落ちた花弁も綺麗です。 Lightroomで加工しました。使用したのはCanon EOS KISS Mです。EF Mマウントで55-200mm。

          花冷えの今日(写真あり)

          夢のために頑張れない人間は精神的に死んでいる

          今日も休日を無駄にした。仕事がない日は最近、なにもしないで空気だけを無駄にして生きている。 ずっと昔からこんな生き方だったと思う。こんな自分が昔から憎くて仕方なかったけれど、怠惰はあちらからにじりよってくるものゆえ。 小説家として生きていたい。そう思い続けている。 でも夢のために頑張れない自分は一体いま、どこに立っているんだろうね。 人間、何者でもないことに気づいた瞬間に生きる価値を疑いだす生物だ。 何者でもない自分は、生きるべきか。生きるために働くということであれば、それ

          夢のために頑張れない人間は精神的に死んでいる

          ホワイトデーに向けガトーショコラを作った感想

          どうも仙崎と申します。巷だとちくわと呼ばれます。 ホワイトデーなのでガトーショコラを作りました。むん。 男の一人暮らしなので器具があるわけなく、ダイソーからスタートしました。 買ったのは ・泡立て器 ・クソでかいボウル(湯煎するやつ) ・ゴムヘラ 以上3点。 店員からしたら「あ、こいつホワイトデーだな」と100わかる。 製作工程は ①チョコを刻んで湯煎しながらバター溶かす ②卵黄と砂糖混ぜてそこに①ぶち込む ③メレンゲ作って②にぶち込む 以上だ。これで明日から君もパティ

          ホワイトデーに向けガトーショコラを作った感想

          登録から1年経っていたらしいから私の仕事の話する

          らしい。 どうも、仙崎愁です。ブログ?的な感じで軽率に始めようと思います。 最初だからなに書こっかと思ったんですけど、仕事の話でもしようかと思います。熱を持って働いてるわけじゃないんだけどね。 さて、理学療法士という仕事を知っているでしょうか諸君。なんか聞いたことあるけど、こいつらなにしてんのって思うと思います。 それはそのはず。僕らが相手にするのは8割じいちゃんばあちゃんなのです。 で、理学療法士ってなにかっていうと、リハビリの専門職です。リハビリってなにかって、

          登録から1年経っていたらしいから私の仕事の話する