「許す」って何ぞや？

【X切り抜き】

人と人とのトラブルで、「自分が絶対的に被害者だ！」と思って許さないでいる状態はかなり良くないです。それは、この先も誰かとトラブルがある度に「相手のせい」にして許すことなく生き続けるという事です。
たとえ10:0で相手が悪いと思えるような1つの現象でも、そこに至るまでに繋がる色々な要素があります。
これは「だから貴方が悪い」というわけではなく、「それらの事が折り重なって、起きるべくして起こった事だった」と気付く事が重要です。
可能ならば、気付いた時にお互いに謝って、お互いに許し合えれば最高です。
人を許せば自分も許せるようになります。

じゃあ「許す」って何ぞや？
許すとは、「過去のものにする」という事です。「無かったことにする」わけでも「その過ちを、やっても良かったものとする」わけでもありません。
「ホントに傷付いた。気分が悪かった。でももう、この件でそう思いつづけるのはやめるよ。」という事です。
逆に「許さない」というのは
「あの時の事で今も現在進行形で傷付き、怒り続けている」という事です。
味がなくなったガムを「これは強烈なミントでめちゃくちゃ辛いガムだ！！」と噛んでいるようなもの。
あなたは「今」に生きています。もうそのガムに味は残っていないのです。
「あの時は辛かったよ、でももう味はしないね。」と、紙に包んで、ご馳走さま🙏しましょう。