2024年富士ヒル DNF雑記(4)
◆出発前LASTラン
(1)パンクした軽量ブチルチューブ
メカ系の準備の話。
前年は仕事がクソ忙しく、
平日の夜中に無理やりやったチェーン清掃。
今年は、早め早めということで
約2週間前に脱脂し、
ワコーズのチェーンルブ(エクストリーム)を、
ポチョーン!
ポチョーン!
と、塗布済みであった。
(いや、音は何となくネ)
このチェーンルブ、
雨にも強いというから丁度良く、心強い。
駆動系はひとまず、これで良しと。。。
問題は、タイヤとチューブ。
富士ヒル試走前に、
タイヤを「アジリストファスト 28c」へと変更し、
チューブも今まで気にもしていなかった男が、
「せめてもの悪あがき」ということで
Panaracerの軽量ブチルチューブ
「R'Air」へと交換。
トータル走行距離200kmそこらで、
速攻でパンクしちゃいましたと。
がちょーん。
タイヤの表面についても、よく見ると、
もうこんなになっちゃうのかと、若干不安になる。
ひとまず、パンクしたR'Airチューブはもったいないので、
パッチあてて、スペアチューブ行き。
(2)決戦だよ!TPUチューブ
と、いうわけで、
チューブをどうすんべか。
パンクが判明してから、
急いで追加でポチりましたよ。
R'Air。
試走はR'Airで行ったわけだし、
感触は悪くなかったし。
それにしても、
富士ヒルまで時間がなくて、
急いでポチったとはいえ、
チューブ1本1500円ちょいか。。。
ふと我に返ると、
本当、自転車趣味はお金がかかるのう。
ぎゃーす!
と、言いつつも、
実は、R'Airとは別に、
噂のTPUチューブなるものにも触手は伸びていた。
ああ悲しや。
あちきも、自転車乗りの端くれかな。
私個人としては、
ボトルの水が満タンだろうが、
半分だろうが、重量的に
「私レベルではどっちでもたいして変わんねぇな」
と思っている人間なんですが、
とはいえ、
ホイールの外周部となると話は別である。
リムブレーキのロードバイクでホイールを
鉄下駄から初めて「ZONDA」に変えた時の
体感・体験は忘れられない出来事である。
そんな経験があるため、
「ほんのちょっとでしょ?
ちょっとよ。ちょっと。」
と思いつつも、
トライしてみたくなるTPUチューブ。
(ようやく、ですが)
トレーニング不足から、
半分諦めモードとはいえ、
その中でも悪あがきはしたいじゃない?
うーむ。
ペラい。
さすが軽量なだけはある。
初めてなので、
ちゃんと装着前の空気漏れ点検やりましたよ。。
ふぅ。
あー、めんどくさ。
と思いつつ、ようやく装着、という段になって
プチトラブルが。
なんか、
バルブの根元が若干太くなっていて
この根元までブスっと挿さっていってくれないんだな。
むむぅ!
ムトゥ!
ムッテェーィ!
ムッテェーイ!
と、
ラジニカーントもびっくりの、入らなさ。
これは。。。
チューブレステープ貼った後、
尖ったナイフ、、、
もとい
尖った何かでとりあえず穴を貫通させただけの
バルブ穴の根元が渋滞中と。。。
仕方なく、
後からチョキチョキとバルブ穴のところを追加で処理し、
何とか根元までバルブを挿すことに成功。
やったぜ父ちゃん!
あまり入れすぎると、
後戻りできなくなるらしいので、慎重に空気を入れていく。
空気を入れ始めて直ぐの頃だが、
写真のように、TPUチューブのつなぎ目に追随する形で
タイヤ形状もそんな感じに。
「うーむ。
不安になっちゃうなぁ、、、ボカぁ。」
(3)10kmほど試走
天気予報を見ると、ごらんの通り。
関東近郊は、富士ヒルまでずっと雨くさい。
ASKAもびっくりの、富士ヒルはいつも雨。
TPUチューブに交換してみたはいいものの、
本番というか、
前日の受付が初回ライドとなると、
さすがに何かあった時にリカバリがきかなさそう。
ということで、
ライブではっちゃけてしまい、
体中が痛い中、お試しライド。
チェーンと一緒に洗浄していた、
スプロケを装着し、体重をかけて絞め込む。
タイヤといえば、
空気圧をやや低めに設定したからか、
それとも普段からアルミのロードバイクに乗っているからか、
よく聞く、走りの硬さ?
振動をよく拾う、というのはあまり感じられなかった。
正直、漕ぎだしの軽さも
ちょこっとのライドではまったく体感できなかった。
うーむ。
まあでも、これが
富士ヒル本番となると、
ということになるのであろう。
そう思いたい。
そう願掛けに似た、
藁にもすがる思いで投入したTPUチューブ。
はてさて。
本番、どうなることやら。。。
ーーーつづくーーー
(TPUチューブに換えたってだけで、
こんなにダラダラと書いていて、
どうすんだよ、と我ながら思イマス)