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18歳の時、"不妊"と診断されてから①

こんばんは。Zenkaです。
タイトル通り、18歳学生の時、出産願望も無かったのに、突如"不妊"と診断されました。
病名や、薬、22歳現在に至るまでの苦労や葛藤を、赤裸々に書きます。

1部は、不妊と診断されるまでの経緯
2部は、不妊と診断されてからの性への向き合い方と治療
の2部構成です。

生理不順を抱えた学生さん、同じ病気を抱える方々を応援できたら幸いです。

きっかけは、生理不順

生理ってストレスにも左右されるみたいなので、生理不順を経験されている方も多いかと思います。
私も生理不順でした。
初潮を迎えて数年は生理周期が整っていたのですが…
ストレスもあったのでしょうか、中学3年生で、生理周期は完全に崩壊しちゃいました!

14日のときもあれば28日の時もあったり、
それはジェットコースター並みに緩急変わるペースで!

そんなこんなしてる間に、いよいよ生理が終わらない現象が起こります。
2週間位(?)ずっと止まらなくて、焦ってた記憶がありますねー。
当時スマホやPCを持っていなくて、調べる手段もないし、親や友達にも相談できなくて…
貧血で倒れました←

親に事情を説明すると、すぐに近所のA病院へ。
14歳で、婦人科の診察台…
恥ずかしい話、当時14歳ですから、男性経験も無かったもので、ヒヤヒヤしてましたね。
A病院では、妊娠を疑われたり、散々でしたが、ストレスによって一時的に排卵が起こらなかったと診断。
中用量ピルという薬を処方されその日は終了。
この時点では、不妊など影も形も無かったのに…

この薬が最悪すぎて、セカンドオピニオンへ。

2つ目の病院へ

中用量ピルというお薬は、個人差あるようですが、つわりのような副作用があるそうで、
学校でぶっ倒れるという、なんとも衝撃的な経験をします。

その数ヶ月後にまた生理が止まらなくなり、A病院に行きました。同じ副作用強めの薬を処方され、つらすぎて泣いた記憶がありますねー。

さて、そんな様子を心配した母親が、色んな人に相談してくれたみたいで、
『婦人科の思春期外来』
という外来があるという情報を入手します!
この外来では、思春期の頃の生理不順や性の悩みに対応してくれるようで、この外来をやっている、B病院へセカンドオピニオンに行きます。

このB病院の先生が本当にいいお医者様でした。
症状をしっかりと聞き入れながら、当時の生活状況なども交えて問診してくれました。

診察では子宮と卵巣をエコーで見ました。記憶が曖昧なのですが、2回にわけて慎重に診察した記憶があります。
診察前までは、ただの生理不順!
と思っていたのですが、先生が慎重すぎて、意外と状況は悪いのかも、と青ざめました…
その予想が的中することになるとは。

多嚢胞性卵巣症候群とチョコレート嚢胞の可能性。

診察の結果、
①育った卵子が卵巣に溜まった状態である多嚢胞性卵巣症候群の患者と同じ状況である。これが生理不順の原因。
②卵巣に子宮内膜ができるチョコレート嚢胞の可能性がある。

身体に異常があったことにはショックだったけど、それより生理不順の原因が分かってホッとしました。

それもつかの間、追加検査で衝撃の事実が。

①に関しては、血液検査の結果で、この病気では無いと裏付けられました。
②に関しても、次の検査のときには影が見られなかったので、この病気でもないと裏付けられました。

要するに、排卵しない理由がわからない=生理不順の原因がわからない
という結果に。

生理のクセをつける為、低用量ピルという薬の服用を始め、ストレスのかからない生活をするように勧められました。

そして最後に、計画的な妊娠はしにくいから、もし望まれる場合は一緒に頑張りましょう。とやんわり、不妊だと告げられるのでした。

2部では、低用量ピルへの考え方、現在22歳になった性への向き合い方、子供がほしい人と付き合うことへの葛藤を書きます。



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