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sentence アドベントカレンダー

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12月1日〜25日までの期間、sentenceのメンバーでアドベントカレンダーをつないでいきます。今年出会ったひと、もの、学び……など「出会い」をテーマに綴ったみなさんの記事を2…
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#日記

屋久島で触れた、ツアーガイドという仕事

プロの手を借りなきゃ! 「一面苔むした森の中に、大昔から生きる大木があるところ」。その程度の認識で、名物の縄文杉ってやつだけ見に行こうね〜とのんきに計画した屋久島旅行。交通手段と宿だけ決めて放置していたものを、日程が迫ってきてからやっと下調べを始めた。 すると、思いがけず衝撃的な事実が見えてきた。 ・島のシンボル「縄文杉」は、11時間の登山の末にやっと拝める ・暗くなる前に下山するためには、出発は朝5時、起床は4時 ・1カ月のうち20日が雨天とも言われる気候 ガイドブック

「できないこと」を増やそう。2021年の振り返り

2021年、仕事をすればするほど「できない」が増えていった。 まず企画ができない。今年から料理系サイトの記事を企画・執筆する仕事に加わった。もともと、じっくり考えて企画を出すのが大好きだった。記事の企画を考えるために何時間もリサーチし、スーパーやコンビニを散策してネタ探しをした日もある。空いた時間は極力企画だしに使っていた。そうして大量にアイデアを書き出し、「これはイケる!」と思った企画案をつくりあげた。 自信満々に提出した企画だったが、なんと半分以上はボツになった。理由

東京での暮らしは甘い。2021年の出会いを振り返ってみた

先に社会人になった友人が教えてくれた。 「大学生までは勝手に時間の“区切り”をつけられていたけど、社会人になったら自分で区切りをつけなければいけないんだよ」 分かる。ごく最近まで学生だった私も、学生最後の方は週5でインターンをする日々で、結局卒業式にも行かなかった。それでいつの間にかぬるっと学生生活を終わらせてしまった。 なんとか曖昧になっている生活へ“区切り”をつけようと、社会人になるタイミングとほぼ同時に、大学4年間お世話になった埼玉から引っ越した。 憧れていた東

2020年、「描く」わたしが「書く」と出会って広がった2つの新しい世界。

このnoteは「書くとともに生きる」ひとたちのためのコミュニティ『sentence』 のアドベントカレンダー、「2020年の出会い」7日目です。 「書く」人たちと近くなった議論や対話の内容を見聞きしてその場で描く、グラフィックレコーダーの私。 今年から、「書くとともに生きる」ひとたちのためのコミュニティ『sentence』に入りました。 入ったのは、人の話を聞いて表現することと、より向かいあいたいと思ったから。 そして入って数ヶ月。 sentenceで出会った関心の近

書くことに向き合うため、私はこれから、「書くこと」を手放していくだろう

つい先日、ツイッターのタイムラインで「写真も撮れる愛知県の取材ライターを探しています!」との投稿を見かけた。投稿されてからすでに半日以上経っており、多数RTもされていた。 愛知県に住んでいて、一眼レフが手元にあり、取材ライティングに強く関心を持っていた私は「おそらく、もうライターさん見つかっているだろうな…」と思いつつも、念のため過去の作品と一緒にDMを送ってみた。困っている相手に対し自分が力になれるかもしれないと思ったこと、そして経験を積みたいと思ったからである。 予想