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選ぶだけでもいいのかも

自分がやりたいこと、したいこと。せっかく選んでも、実行しなかったら意味がないよ!

そんな事を、ずっと言ってきた。言ってきたし、モクもそう思って信じてきた。信じてやって、そのとおりだと実感もしてきた。

実際に自分が動けば、経験となる。自分の経験値は確実に上がる。成功はもちろん、失敗しても、それは自分自身の財産になる。

だから、選択したことは実行して。それじゃないと意味がないよ、変われないよって言ってきた。

「選択」したら「実行」。切り離せないものだと思いこんでいた。

切り離したら意味がない? 、ほんとうに、そうだろうか?。


東洋占星術と選択


モクは東洋占星術を扱ってるんだけど、これに限らず占いでは時期というものを大切にする。

タイミングと言ったほうが、わかりやすいかもいしれない。

例えるなら、怒りで我を忘れている人に、いくら正論だと言って聞かせても、返って火に油を注いでしまうようなもの。

落ち着いて、冷静になれば受けいられることでも、タイミングを間違うと逆効果なことはいくらでもある。正しいからと言って、タイミングをみずに推し進めるのは危険です。

運気が悪い人ほど、焦って行動したくなる。運気が落ちるほど冷静さを失い、動きたくなる。

だったら選択の実行も、タイミングが大切じゃないのかな。

そんな思いが大きくなってきた。


実行することのプレッシャー


「選択したら実行」、正論のように聞こえるし、そう思って実践しようとしてきた。だけど「実行」することが重荷になって、「選択」すること自体を避けるようになったら大変だ。

あくまでも選択がスタートだ。選択がなかったら、実行もない。それは困る。

選択して、実行したことが成功するとも限らない。限らないが失敗したことも経験だ。

だったら、選択しても「実行できなかった」。これも立派な経験になるよね。

前の章に書いたが、ものにはタイミングがある。選択したものをすぐ実行しなくても、ワインのように熟成するまで寝かせておいてもいいじゃないか。

寝かせることで、冷静に選択の良し悪しを判断できることもある。勢いも大切だが、最高の「選択」をタイミングだけで無意味にしたくないからね。

なので、選択しっぱなしも悪くないと思うようになりました。


選択しっぱなし


人生の節目に、大きな選択を迫られることがあります。モクもこれまでの人生で、幾つかありました。

その時は選択に迷うというより、何を選択するかはモクの中でほぼ決まっています。前にこのnoteに書いた、サラリーマンを続けるか、退職するかの話しです。

思い返すと、この選択が「選択しっぱなし」だったことに気づきました。

モクの中では、「退職」の選択しかありませんでした。

でも「どうやって?」、「いつ?」、「家族は理解してくれるかな?」、「会社は快く承諾してくれるのか?」といった不安で、なかなか行動できずにいました。

毎日毎日「退職」という選択のもとで悶々としていましたが、振り返ると自然と良いタイミングで小さな選択と実行(根回しだったり、衝動的な行動)をしていました。


選択を怖がらない


実際に行動することは、どんなことでも大切なことに変わりません。

その「行動」に至る、種まきとしての「選択」も大切だということに気づきました。

種をまき、芽がでて実を結ぶのをじっと待つ感じ。ただし、季節を間違えないでね。


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