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2/13つぶやく

この前の投稿にも書いたのだけど
写真の影について色々手をつっこんでいる。
私の性分だから、すぐ飽きると思うけど。

子供の頃から
暗くて眩しい絵が好きだった。
穴の底から空を見るような
絶望、敗北を思わせる余韻を持つもの。

ゴヤ、カラヴァッジョ
あともう一人、、、忘れた
画の中の死や絶望醜悪な表情を見ると
生きてていいんだって思えた。

写真はモノクロが好きだ。
私は目先の色彩に弱いというか
目がついていかないので
モノクロームが楽なのかも。

映像作家の方がお勧めしていた本を購入した。
光と影の構造や感触について書かれている。

自然光だけでも13種類に細分化されていて
どうしてその光になるのか
光が物をどう照らすのか
私たちがその光から受ける印象はなにか
などなど、解説されている。



写真や映像の本職の人からしてみたら
当たり前のことなのだろうけど
トーシロの私には新鮮な知識ばかりだ。

「だからこう見えていたのか」
「だからこう感じていたのか」

漠然と受け止めていたことを
細分化して腹に落としていける喜び。

「見えていた」
「感じていた」
ことだから
いま私が探っているのは過去の感覚だ。

過去のことを探っていても
心は過去を活用すべく
未来に向かっている。

知識を入れていくということは
こういうことなのかなあと思う。

シロクロはもう一週間帰ってきていない。
毎日その影を待っている。

そいではまた!
エリ

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