私のタロット勉強法。
タロットの田の字も知らなかった私がウェイト版を入手して早5か月、、、。
アラビア数字読めない。
英語もデス以外は馴染み無し。
意味も世界観も全く知らない。
今回はそんなゼロスタートな私のタロット勉強法を、ご紹介したいと思います。かつての私と同じように「タロット買ったけど、全然読めねえ!!」という方には、ちょっぴりお勧めの記事かもしれません。
逆に「あんまり意味わからないけど、私は直感で読めちゃうタイプ」という方にはお勧めしません。ありがとうございました!
それではいってみましょ~。
とにかく慣れようと思った
最初は一枚引きで、出るごとに本で引いてキーワードで覚えていこうと思ったのですが、これが不思議と全く覚えられませんでした。頭の悪い私の才能かもしれませんが、、、
最初はカードの番号の数え方も解らないので、絵柄で調べていました。
しかし絵柄で覚えても
カードの名前がわからない。
→名前を覚える
→キーワードを覚える
→カードの意味を忘れる。
→絵を思い出せない
→最初に戻る
という不思議な循環が!
畑でも延々とタロット解説YouTubeを聴いて、その時は解った!と思うのですが、腹落ちしてないので三歩歩けばの鶏です。
簡単に挫折した。
さて、こんなダメダメ状態にもかかわらず、この辺りになると知ったかぶり発揮で「タロット始めたので一枚引きしま~す!」とSNSで声をかけ、まったく見当違いのアドバイスをドヤ顔で長々と書いていました。
今思えば顔から火が出るほど恥ずかしい。あの時のみんにゃごめんにょ。
そしてあっという間に飽きた。
本でキーワードを覚えて、なんとなくこういう感じ?で確かめて、、、の繰り返しが、なんだか億劫になってきて、JoJoに手にとることは無くなりました。畑が農繁期に入ったこともあり、タロットは棚のオブジェに。
再び手にしたのは1月末。
2か月のインターバルを越えて、、、
その頃、SNSで毎日一枚を淡々と引いてUPされている方がいらっしゃって、「お勤めされてる方なのに毎日忘れずにすごいな~!」と思って拝見していました。その方を見習らって、また私も一日一枚を引こう!と思い立ったのです。
ちょうど無印良品で4コマノートを購入したというタイミングもあり、またタロット熱がメラメラし始めます。
覚えられなかった私のタロットの覚え方。
私がタロットを今まで覚えられていなかったのは
・カードの識別が出来ていない
・カードの意味がわからない
・カードの関係性がわからない
ということが原因でした。
21枚を3層に分ける
さて、気分一新!で無印の4コマノートに書いていこうと思ったとき、以前購入したタロットの本に、タロットの世界は3層に分かれている、と書いてあったのを思い出しました。
それを踏まえて読むと、一枚のカードを引いた時に3枚のカードを見ることになります。例えば「8力」を引いた時、その上層にある「1愚者」と下層にある「15悪魔」のように。
4コマノートには、1枚引いた時に必ず残り2枚も書きだすようにしました。この上中下の3枚には必ず共通項目が有ります。(ここで詳細は省きます)
この「1枚引いて3枚を書き出す」という手間が、とても勉強になりました。また通常の番号順で考えると横軸が出来て、縦軸・横軸と4枚の含みが出ます。
並び方が立体化された事で
1枚のカードのストーリーが見えてきます。
また繰り返して書き出すことで
・絵柄と名前の一致
・アラビア番号の確認
・前後・上下の関係を知ることで立体化
これらがインプットされていきます。
一度に全部覚えようとしないこと。
1ヶ月続けてみると大アルカナは22枚しか無いので、被るカードが出てきます。その頃には、自分が気になるところだけ書かれている文や感じ方がノートに貯蓄されているので、「このカード、前のページに書いてたなあ」という感じで辞書のような使い方が出来るようになりました。
大事なのは、本で「ここが肝!」と思った所だけを短く書き出すということ。
いろいろ繋げて全部書き出そうとすると疲れてしまいます。同じ文章(解説)を読んでいても、目に留まる言葉がその日その日で違うはずです。それもまた面白い。
そして、自分と照らし合わせて納得したことも忘れずに書くこと。最後のゴールは自分でまとめると腹落ちしやすい気がします。
生命の木で沼
また、先の写真の4コマノートにも図を書いていますが「生命の木」の図をパスの概念を知ることが、ウェイト版タロットを更に肉厚にさせてくれました。
しかし、この生命の木の概念はめちゃくちゃ難しいので、独学では無理かなと思い始めています。う~む沼。
参考図書
私が参考にしているのは、この2冊です。
どちらも伊泉龍一先生の訳書と著書。
以前購入した「タロットの世界」で知った伊泉龍一先生のパート箇所だけがズバ抜けて面白かった!!!!ので、購入しました。あともう一冊「タロットの世界」という分厚いのもあります。考え方も文章も、ROCK節で好きなんですよね〜アツイ。
「直感で読む」ことへの私の考え方
さてさて、1月後半から始めた1枚引きも、無事に一か月終えたので、今は2枚引きに挑戦しています。大アルカナ2枚引きメチャ難しい。
私の場合は、今までカード類に触れた事が無いので、とにかく学んで覚えていくしかないなあ、と。これがもう何十年もオラクルカードや様々なカード類に触れてる方なら、タロット初めてでもサラっと読めるのかもしれません。
メインで扱っている西洋占星術、ホロスコープでも思っている事なのですが、知識という下地が有ってこそ「直感・インスピレーション」が働くというのが私の経験からの考え方です。
たとえば、私は農家なので農作物を見たときに、その状態がすぐわかります。
影になっている葉っぱ一枚がシオっと水気がなかったら、その株はこれから病気が発生するな、とか、収穫した農産物を手にのせてみた時、未熟で水分が抜けきっていない状態が判ったり、など。
これは私が経験してきたから働く直観です。とはいえ私も初めての品種では全くこの直観が働きません。
占術もそれと同じだと私は思っています。とにかく学ぶこと、経験させてもらうこと。その上に直観は生まれていくと思います。
なんか堅苦しく書いてしまいましたが、私と同じように「タロットを買ったはいいけど」でつまづいている方に、この記事が少しでも参考になればと思います。
今回も長い!読んでくれてありがとうございました。
それでは、また。
つちのと
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?