浄化浄化大浄化ってアータ汚れてたら何も出来んのか3月3日うお座新月
今回の新月図は、魚座キーワード「浄化」について私なりに掘り下げています。いつものように長いのですが、お時間ある方はどうぞお付き合い下さいませ。題名はアレですが心優しい記事になっております。
集団という自分
自分と相手、外側と内側、それぞれが強く絡み合う配置になっています。天体は下部に集中しており自家発電型。視野が狭くならないように進んでいきましょう。
また10室という社会集団、4室という家庭集団という場において、自分だけの都合、感情や言動が強くなるかもしれません。
やぎ座の火星は品位が高く動きが活発な状態ですが、自分の収益のために動く力が強く出るかもしれません。自分の我に走りやすい状態が続いています。職場で、或いは家庭で、ぽちぽちと狼煙があがっている人も多いのではないでしょうか。
このやぎ座金星火星が巻き起こしているくんずほぐれつは、みずがめ座に移行する3月7日以降になると、ホッと息つくような肩の軽さを感じれるようになりそうです。(金星火星の重なりはあと3週間ほど続きます)
金星がやぎ座に滞在する11月5日から3月5日までの3か月の間、私たちは自分が何を選択し、何を起こしてきたのか。
一度立ち止まって考えてみましょう。
ぜひ書き出してみて下さい。
現状を可視化して捉えることで、心が不思議なほど落ち着くはずです。全てを選んできたのはこの自分だったと腹に落ちた時に、今抱えている問題はふっと軽くなるかもしれません。
個人という自分
自分自身を表す1室と対する相手を表す7室においては、緩やかな天体の組み合わせになっています。新月もこの範囲にあり、うお座で月・太陽・木星と重なっています。
木星はうお座の支配天体なので、新月である月と太陽に祝福を与え、月と太陽もまたうお座の「大いなる喜び」のために働こうとします。
この新月は先の金星・火星・冥王星という強いエネルギーが注ぎ込まれる2室と同じ場所にありますので、「ガツガツとした自分」と「ゆるやかな自分」が共にあるという、私たち人間の誰もが持ち合わせている混沌とした状況になっています。
これはまさに魚座をそのものを表しているようです。
うお座新月の浄化「そもそも浄化って何なの?」
うお座シーズンに多く飛び交うフレーズですが、そもそも浄化って何なんでしょう。
疑問に思いググったのですが、驚いたことに、私の想像していた「浄化」の居場所、仏教・キリスト教の中にその言葉はありませんでした。
そこで、「浄化することで〇〇になる」この〇〇にはポジティブなものが並んでいるので、浄化をネガティブなものに対すること、と考えて調べなおしてみました。
仏教では「不浄」または「穢れ」
キリスト教では「罪」「原罪」
これらが一般的な「悪いこと、ネガティブ」に相応しています。
それでは、スピリチュアルな浄化とは何なのかというと
無垢な魂である自分が「汚されている」という側です。違う見解もあるのかな、と徘徊してみましたが、だいたい同類でした。
(私の教えはそんなレベルじゃない!という方がいらっしゃったら、それはそれで)
仏教では
自らが作り出したこの苦しみを無くすために
利他「他人に対して善いことをする」
スピリチュアルでは
自らが受けたこの苦しみを無くすために
「自らを清める(浄化する)」
という違いがあるんですね。
初めて知りました。
さて、ここから再び新月図に戻ります。
利他のうお座新月
自我私利私欲に走ってしまう自分。
他者の喜びをともに味わおうとする自分。
どちらも一つの肉体に在る自分です。
魚座は善悪をつけず、違う世界を自分の中に共存させます。
確定された正しさを求めません。「ほんとうに正しい答えだけがただ一つ存在し、私たちはそこに向かわなければならない」とは思わないのですね。
この新月ホロスコープの中で、同じ世界観を持つ天体がいます。水瓶座の彗星と土星です。
重なっている水星・土星の2天体は一見ノーアスペクトですが、先の相反する自分の間の位置(ミッドポイント)にあります。
感情に囚われず、中立を保ち秩序と理性を発揮すること。それが本当の貴方の在りようなのだ、と教えています。
また、この新月は牡牛座の天王星とも関わりを持っています。
いつも通りに見えて、実は飽和状態だったのかもしれません。
このままを維持していくには限界がきている伝えているのです。新しいフューズに移る時が来たようです。
その為に今の自分にできること、、、
汚れ無き状態に戻り、自分の未来のために清い人になることでしょうか。
人を憎んだりやりこめたい自分、
優しくできない自分、
怒りを忘れられない自分。
そんな自分のままでも
人に関わろうとすること。
たとえ愚直であっても
秩序と理性を以て人のために暮らすこと。
自分だけが良くなればいいという事ではなく、相手の心も含めて考える。うお座の太陽と月はそのために在るのではないでしょうか。
抜苦与楽
ばっくよらく
相手の苦しみを抜き、楽を与えてあげること。
自分を犠牲にしてまで相手を助けることや、大きな正しいものを目指して動くことではなく、目の前の人に小さな「楽」を与えてあげること
自分を犠牲に、、、となると「ウっ」と思いますが、自分の一分一秒を誰かにあげた所で自分の人生は終わらないでしょう。「大変な人に心ばかりで関わる」ということじゃないかな、と私は思います。
相手が喜んでいることを一緒に喜ぶ
急いでいる人がいたら、先を譲る
助けてくれた相手に改めて御礼を伝える
そんな小さなこと?と思っていることを、ぜひ。
私も取組みます!
おまけ
多情仏心
たじょうぶっしん
感じやすく移り気な性格をしているが人に情けをかけずにいられない。
こちらはとても水のエレメント(蟹座・蠍座・魚座)らしいですね。水エレメントさんは実は火星が強いので、同じ火星を支配天体に持つ牡羊座の私は、水の星座さんにとても共感してしまうのです。
それでは、また~。
つちのと。
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