見出し画像

3枚引き読み99文字を読み直したら3200文字になったという日記。

きのう思うところがあって、しくしくとタロットを引きました。そうしたら、昨夜はイマイチ落とし込めてないな〜と思っていた所が、今日になったら「なるほど~」と理解できたのです。

このことを客観的な読みとして独り言(にしては長い)で記録しておこうと思います。

ちなみに、私はタロットをゆっくりじっくり考えるのが好きです。3日間くらい並べたままでジ~っと考えている時もあります。

理解しないまま次に移るのが嫌いなので、一時が万事、何事も遅いです。。。

さて今回は3枚引き。

★ワンド3
★16塔
★ワンドクイーン

が出ました。この3枚の意味だけで読むと

今まで調和していたものや築き上げてきた財産が、外側からの予測不能なことによって崩れていくかもしれません。古い殻を破り自分の葛藤に囚われず、常に堂々と正直な自分でいることで解決への道が開けるでしょう。

みたいな感じでしょうか。

しかし、この3枚を生命の樹に当てはめて読んでみると、もう一枚のカードが浮かび上がってきます。

7戦車です。

今月初めの一枚でも7戦車が出ていました。

引いてもいないカードが何故?と思われる方も多いでしょう。
或いは「そうそう」と頷いでいる方もいらっしゃるかと思います。

それでは解説していきます。

生命の樹に当てはめて考えてみる。

ウェイト版タロットは、アーサー・エドワード・ウェイトが考案したものですが、ユダヤ教神秘主義、カバラ、占星術、そして生命の樹の思想が根底にあります。つまり、既に系統立てた法則がウエイト版タロットには有るということ。

もちろん絵柄からも読み取れるものは沢山あると思いますし、素晴らしい読みをなさっているタロッターの皆さんが沢山いらっしゃいます。

しかし私は自分のモノに対する「正しい直感」と「自分が主観的に感じている心」の区別がつきません。なので、法則があるならそれに従った方がラク。という理由でタロットを生命の樹に当てはめる読み方をしています。

それでは読んでいきたいと思います。

3枚のカードには共通する属性がある。

ワンドは火の属性です。
ヤル気勇気元気のミナモト活力源。

そして16塔も火星の意味があります。
(黄金の夜明け団 対応表参照)

またワンド3とワンドクイーンは共に生命の樹では「3ビナー」のセフィロトに関連しており、このビナーは土星と関連があります。

火(火星)と地(土星)の関係を見てみましょう。

火は地上(土)に着陸することで理想を現実化出来ますし
地(土)は火の熱さと勢いで現実を変えていく力を得ます。

火は攻撃とよく言われますが、タロット世界の中では「浄化」の意味も強く、じっさい「16塔」は炎上していますが、この炎によってこれまでの古い概念が浄化されていくというプロセスがあります。

「7戦車」はどこから出てくるのか?

さて話を戻して、引いてもいないのに突如出てきた「7戦車」のカード。

これは「生命の樹」に当てはめるとすぐわかるのです

いやいやいや、何がなんだか?ですよね。
わたくしが図解してみました!

字が汚くてごめん。

さらに困惑、、、?

このように(強引に進める)
火星と土星を繋ぐ位置(パス)にあるのが「7戦車」なのです。

生命の樹に当てはめて読みを組み立てなおす。

  • ★まずワンド3

自分の中で調和しているもの、維持し続けてきたものが貴方にはあります。この凪を保つために、あなたは様々な采配をふるってきました。

  • ★ここから16塔

今までは「調和」という外殻が自分を守ってきてくれていました。またこの関係が危ういものだと知りつつも、その現実から離れられないでいたかもしれません。舟に刺さった剣を抜いてしまえば、穴から水が入ってきて舟は転覆してしまうでしょう。あなたにとっての調和はいつしか剣のようなものになっていたのではないでしょうか。これがあるから大丈夫。いざとなったら剣を抜いて共に沈没するまで戦えばいいのだから、、、。

あなたを守ってきたはずの調和は、今や重荷になっていたにも関わらず、傷が広がることを恐れて見て見ぬふりをしてきたものかもしれません。

今、あなたが守っていた調和=塔は破壊されました。この出来事によって貴方は築き上げてきたことの無常さを知ることになるでしょう。そして「自分にとって調和とは何だったのか?という疑問が生じてくるはずです。(ここはタロット解釈ではなく自分の頭と心で考えなければならないところ)

  • ★そして7戦車

自分のヤル気だけで相反するものをコントロールするのには限界があったのかもしれません。貴方は自分の意思を強くもち他者に影響されまいと熱意を露わにすることで物事を采配し、調和させてきました。成果も上々、皆があなたの勢いを認めています。
しかし本来の目的は、観衆にあなたを見せつける凱旋はなく、たった一人でも途上の道を進んでいくことのはずです。

  • ★締めのワンドクイーン

自分の心に正直であって下さい。
そして考えた先に生まれた答えを現実のものとするために、「今何をすべきか」考えて下さい。そして実行して下さい。誰かの心に感化されて熱くなるのではなく、あなたの心に基づく正直な言動が、誰かを感化させて熱くさせていくのです。

という風になります。

先に引いた3枚は「火」というエレメントで繋がっているとお伝えしましたが、「7戦車」も実は「火」に関連しています。

7戦車は「かに座」を意味しています。
かに座は「水」のエレメントなので
「なんで火?」と思われる方も多いかもしれません。

このウェイト版タロットは先にも述べましたが、占星術のエッセンスも色濃く入っており、当時1900年代は西洋占星術といえば「伝統占星術」でした。冥王星・海王星・天王星もまだ発見されていない頃なので、生命の樹セフィロトでは三天体の割り振りはありません。

伝統占星術では水のエレメントは「金星と火星」或いは「火星と火星」から構成されており、いずれも火星が組み込まれています。

自分の感性や感情で相手をも熱くしたい、あるいは、相手の情熱に自分も感化されて熱くなりたい、という気持ちを「水」が心を以て固めていきます。

  • そして再び一枚目の★ワンド3に戻ります。

    ワンド3は「火」の属性ですが、これまた星座が当てはめられており「おひつじ座」です。そしてこの裏には「4皇帝」があります。つまりあなたが求めていた「調和」とは、自分のエゴや偽りの平和のためではなく「必要な善きことのために自らが動いてこそ」得られるもの、だということ。あなたの正直さはそのために使われるべきだ、ということです。

ふいいいいいいいいいいいいいい

ここまで読んで下さった方はいるのでしょうか?
ありがとうございます!

ちなみに一番最初の読みはコレ。。。

今まで調和していたもの、築き上げてきた財産が、外側からの予測不能なことによって崩れていくかもしれません。古い殻を破り自分の葛藤に囚われず、常に堂々と正直な自分でいることで解決への道が開けるでしょう。

ン十倍も長い読みになりましたが、かといって正解じゃないっていうのが、タロットのイケズなところ。神の、いえ自分の御心のままに。

さて、肝心の「この読みは当たっていたのか?」ですが、ハイ、、、

当たってました、、、

以前から色々と悩んでいた事案があったのですが「こっちが被ればいいんだし、、、」と思いながらもモヤモヤしていました。

確かに、ワンド3「調和を保っている」の状態です。一見上手くいっているのです。

そんな時、以前から「う~ん」と思っていた人が無神経かつ正直な(本人は悪気無いと思う)砲弾を投げてきて激おこ。いや、相手には怒りませんけど、もう関わるのは止めようと思いました。

しかしこの出来事がきっかけで、私の中で「そもそも、ここでウチが被って何になるの?」という、私にしては大それた視点が生まれました。そして考えれば考えるほど、今の状況を維持していっても何の意味も無い。むしろ損だということに、ようやく納得したのです。

納得、というのは、この状況を続けていったら駄目だという事を知りつつも、目をそむけていたから。

まさしく16塔の状況ですね〜。

これで状況を正面から見据えて対応していこう!と心に決めることが出来ました。

はあはあ、長い、、、長すぎる
もう息切れです突然終わる
俺の屍を越えてゆけおやすみ

つちのと


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?