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信州戦争資料センター展示会集成

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信州戦争資料センターは、およそ5,000点の戦時下実物収蔵品を生かすため、毎年テーマを定めて、それに沿った資料を選りすぐって展示しています。近年は長野県内だけでなく、遠くは北海道…
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2022年「第6回展示会ー戦争トイウ流行」戦時を利用して大はしゃぎしていたのが、ますます戦争を後押しして

 新型コロナの流行がようやく収まりかけてきた、2022年、3年ぶりに7回目の展示会「戦争トイウ流行」を8月9日から8月14日まで6日間、ギャラリー82で信州戦争資料センターと公益財団法人八十二文化財団の主催で開きました。いつものごとく、入場無料でした。また、基本的に展示会場の展示物は撮影可能としてきたのが、当方の展示会の特徴です。  太平洋戦争で敗北し、軍隊が解体されるまでの大日本帝国では、軍隊が庶民の身近な存在でした。日清、日露の戦役で勝利し、そのたびに領土を広げて帝国主