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ビジネスで「波乗り」よりも大切なこと【情熱が10割】

https://stand.fm/episodes/61654a5031002e0006188ca6
↑音声版はこちらから聞けます。

今日も生きてますか。

センシティプレナーのうついです。
私は「うつ起業家」として情報発信活動をしている人間です。

本記事は、下記のような読者を想定しています。


■副業や自分の事業を頑張っているけど、思うような成果が出ずつらい

■「波乗り理論」を根拠に新しい分野で活動しようとしている
■自分の所属している分野・業界が斜陽産業だ

この記事を読めば、あなたがビジネスで参入するべき分野についてヒントが得られます。
大前提として、起業家や個人事業主、そして副業をする人向けの内容です。

まずこの記事でいう「ビジネス波乗り理論」について説明した上で、あなたがビジネスの参入分野を考える際に本当に必要なのは、「どれだけ情熱を注げるか」ですよというお話をします。

「ビジネス波乗り理論」とは

まず、「波乗り理論」について簡単に説明しましょう。
Twitterのビジネス界隈ではしきりに繰り返されています。

ビジネス波乗り理論とは、「主にこれから伸びると思われる産業で、市場規模が非常に小さいうちにその分野に参入しておき自社のシェアを広げておくことで、いざその市場が拡大して行くと、まるで波に押し出されるかのように莫大な利益を創出することができる」

と、ざっくり言うとこのような理論ですね。

ビジネス系のインフルエンサーにもこのような主張をされる方が多く、界隈では知名度の高いイケハヤ氏やマナブ氏がよく言っています。
特にイケハヤ氏に関しては、最近はNFTビジネスでまさにご自身が「波乗り」に向けて着々と仕込んでいるのがよくわかります。

この理論、私も概ね同意です。
が、あえて指摘しておきたいことがあります。

それは以下の2点です。
■イケハヤ氏やマナブ氏が活動している分野はずっと変わっていない
■「メディア流行」には乗った方がいいがケースバイケースである

まず「イケハヤ氏やマナブ氏が活動している分野はずっと変わっていない」点についてです。

もちろん彼らも裏側では色々とビジネスをされているでしょうが、私たちが接している彼らはというのはずーっと変わらず「サービス業(ビジネス情報発信)」の人間であり、ここが本質部分です。
※ただし直近でイケハヤ氏が行なっているNFTビジネスなんかは、本来の「波乗り理論」を使おうとしているといってよいと思います。

次に「メディア流行」には乗った方がいいがケースバイケースである」という点についてです。

要は彼らが言っている「波乗り」の多くは、メディア流行の話だということです。

彼らが変遷してきた「ブログから動画へ、動画から音声へ」という自称波乗りは事実上、
■ブログというテキストメディアを使った情報発信からYouTubeという動画メディアを使った情報発信へ
■YouTubeという動画メディアを使った情報発信からVoicyという音声メディアを使った情報発信へ

上記のように、単にメディアが切り替わっているだけなのです。

ちなみに私は彼らのことを批判するつもりは一切ありませんし、
もっというと彼らも上記のことは完全に理解していると思います(笑)

私が言いたいのは、このことを理解した上で自分のビジネスについて考えて欲しいということです。

例えばあなたが「パチンコで生計を立てられるくらいパチンコが得意な人」でそれをビジネスにしていこうとするなら、下手に音声配信に進出するよりもYouTubeやTikTokでわかりやすい動画配信をした方がウケそうですよね。
極端な例ですが、自分の顧客のことを考え尽くした上でふさわしいマーケティング戦略を構築していかないと高確率で失敗しちゃうよということです。

24時間365日その分野に対して情熱を注げるか

では本題です。

私たちのような弱者がビジネスで負けないためには、「差別化」が何よりも重要です。
特定分野のニッチな需要を120%満足させることで何とか生き残ることができます。
持たざる者は基本的にこのような戦い方でビジネスを行うことになるでしょう。
そうなった時、やはり「自分の商品をどれだけ徹底的に作り込めるか」「他社があえてやらないような面倒臭いことをどれだけ本気で取り組めるか」このような姿勢が非常に重要になります。

すなわち、「24時間365日その分野に対して情熱を注げるか」という結論に至るのです。
「こんなことをここまでできるのは世界に自分しかいない」と言えるかどうかということで、あくまで比喩です。
うつの人が仕事のことを24時間365日考えたらタヒぬので絶対にやめてください。
それでも水準の高いことを言っているように聞こえますが、そんなことはないです。
誰にだってできるし、この記事を読むようなあなたは少なくとも、このようなことを実現できる資質を持った人です。

【まとめ】波乗りはそこまで意識せず、自分が情熱を注げる分野で生き残ろう

個人が大きな影響力を持つ時代ですから、メディアの流行はとても重要です。
でも、単に流行りに乗るのではなく、自分のビジネスのマーケティング的視点から考えて戦略的に情報発信をしましょう。

最後に生き残るのは、続けた人です。
あなたが情熱を注げる分野はなんですか。

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