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いまアフィリエイトが稼ぎづらい理由【第2回:SEO】

↓本記事の音声版はこちらから聴けます。
https://stand.fm/episodes/616d3965abba8a0007bdde53

↓本記事の動画版はこちらから観られます。
https://www.instagram.com/tv/CVKaffyjEFv/?utm_source=ig_web_copy_link

今日も生きてますか。

センシティプレナーのうついです。
私は「うつ起業家」として、「精神を病まないコストゼロ起業」について情報発信をしている人間です。

本記事は、下記のような読者を想定しています。

■これからアフィリエイトをやろうと思っているけれども、「オワコン」と聞いて日和ってる
■なぜ昨今、アフィリエイトは「オワコン」と言われているのか知りたい
■SEOについて詳しく知りたい

この記事(全3回)を読めば、昨今のアフィリエイトを取り巻く環境について総観することができます。
今回(第2回)の記事の結論としては、「現状のSEOは専門性・権威性・信頼性の要素が重要視されていることに加え、金銭や人生に関するページに対してはより厳しい基準が適用されるため、いち個人ブロガーが上位表示させる難易度が以前に比べ格段に上がっている」ということになります。

さっそく本題に入りましょう。

いち個人が戦うには非常に厳しいジャンルが存在する【YMYL】

YMYLとは、「Your Money Your Life」の略で、ユーザーの金銭・生命に重大な影響を与える可能性があるトピックのことです。

具体的には、「商品の売買・金銭の授受」「金銭に関する情報」「医薬系情報」「法的情報」「その他、養子縁組や車の安全性など、財産・生命に重大な影響を与えうる情報」がYMYLに該当します。
低品質なYMYLページは、ユーザーの幸福・健康・金銭的な安定性を害することがあるため、これらを扱う場合は、E-A-T(後述)・運営者情報・評判などについて厳しい基準が適用される。

https://www.irep.co.jp/knowledge/glossary/detail/id=10229/より引用)

要するにお金や医療に関連するテーマを取り扱うサイトは、専門性や信頼性などを担保できていない場合、上位表示させないということです。
ユーザーを守るためにGoogleが意図的にこのようなことを行なっています。

YMYL関連で非常に有名な出来事として、DeNAのWELQ事件があります。
こちらの記事が非常にわかりやすく解説されています↓
YMYLの転換点:WELQ問題をいまさらながら解説する

WELQのような社会的な大きな問題となった経緯もありつつ、いまでは「人生を大きく左右するお金とか健康に関するテーマに関しては厳しくチェックします」というかたちになりました。

ちなみにYMYLの中でもジャンルによって厳しさには程度があるようで、特に医療に関する情報は厳しいようです。
この辺りは自分でキーワード検索をしてもらって、検索結果を見ることで傾向がつかめるかと思います。
キーワード検索して、上位が公的機関や医療機関、上場企業などで占められている場合は厳しい基準を適用されているキーワードと考えましょう。

あらゆるジャンルに適用される「専門性・信頼性・権威性」【E-A-T】

先ほどのYMYLは特定の分野に適用される厳しい条件の話でしたが、
こちらは全ての分野に適用される話です。

Googleはあらゆるジャンルのページにおいて、「専門性・信頼性・権威性」を重視すると言っています。
これらExpertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字をとって「E-A-T」と呼びます。

E-A-Tの各概念を簡単に説明すると次の通りです。
■Expertise(専門性):Webサイト・ページのコンテンツによって異なるが、Webサイトやコンテンツの作成者が特定のトピック(分野)の「専門家」とみなされる(※ここで言う「専門家」は社会的な地位や資格を問うものではなく、特定のトピック(分野)について詳しい者を指す)
■Authoritativeness(権威性):Webサイトやコンテンツの作成者は、特定のトピック(分野)において多くの人に認められている存在である
■Trustworthiness(信頼性):Webサイトの運営者及びWebサイトの内容自体が、信頼できる

http://www.alphaseo.jp/seo-glossary/alphameric/160927_113001.htmlより引用)

今となっては当たり前になってしまいましたが、Googleの検索エンジンで上位表示を獲得するためには、これらの条件をしっかり満たして、かつユーザーに認められるページでなければいけません。
小手先のテクニックで上位表示を獲得できていた時代もありましたが、現在はそうはいきません。
日々Googleのアルゴリズムは進化しているのです。

弱者は自分が専門家になれる分野で戦おう

では、私たちのような権威性のない弱者はどのように戦えば良いでしょうか。

答えは、「超特定分野における専門家になる」です。
言い方を変えれば「尖らせまくる」ということです。

自身のコンテンツを上位表示させるためには、ページ単体で記事の品質が担保されているのはもちろんのことですが、サイト全体の評価も大切になってきます。
ですので、SEOからの集客を狙う際はジャンルを中途半端に拡大し過ぎるのはNGです。
もちろん、全てのジャンルにおいて「専門性・信頼性・権威性」を担保できるのであれば良いですが、WEB上の情報のかき集めにすぎないページはSEOで評価されにくく、そのようなページを作るメリットはあまりありません。

そこで考え出されたのが、特定分野の中の特定分野だけを取り扱うサイトを作るという弱者のための戦略です。

考え方としては人それぞれですが、個人的には「2段階掘り下げる」ことをおすすめしています。
例えば、目指すべきは以下のような感じです。
■「菓子」の中の「ドーナツ」の中の「フレンチクルーラー」の専門家
■「ファッション」の中の「アメリカン・トラディショナル」の中の「プレッピー」の専門家
■「漫画」の中の「ギャグ漫画」の中の「ジャンプ誌のギャグ漫画」の専門家

このように、自分のサイトが特定のジャンルで絶対にNo.1を獲得できるという、自信と熱意がある場所で戦うことこそがSEOを攻略する上で非常に大切です。

【まとめ】熱意がない素人はSEOで勝てない

まとめです。

■お金や生命に関わるジャンルでのSEO上位獲得は難しい
■あらゆるジャンルで「専門性・権威性・信頼性(E-A-T)」が重要
■弱者がSEOで勝つためには「尖らせまくった」サイト作りが必至

以上です。
次回は「いまアフィリエイトが稼ぎづらい理由」シリーズの最終回、「ライバル」編をお送りします。

それでは今日も生きましょう。

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