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個人ブログでSEO対策はもう無理と考えているそこのあなたへ!SEOでこれから生き残るためのキーワード分析術を教えます(Python+Googleトレンド)

コンテンツSEOという言葉が流行ってから、早数年が経ちました。

SEOの難易度は年々上昇しているように思います。特に2020年5月のアップデートにより、大手の企業サイトが優先的に上位化されるようになりました。アフィリエイターは死屍累々の状況になっていることでしょう・・・。

「もうSEO対策しても上がらない」、「個人ブログでアクセスを稼ぐのは不可能」そんな風に思っている人も多いのではないでしょうか?

SEOでのアクセスアップはもう見込めないのか・・・。私はそうではないと思っています。確かにビッグキーワードでは、記事での上位化はかなり難しい状況になりました。しかしミドルキーワード、テールキーワードはまだまだ攻める余地があると思います。

ポイントは、すでに検索ボリュームがあるキーワードを狙うのではなく、最近検索され始めてきているキーワードをいち早く発見することです。それを発見するためにはどうすればいいのか。そこで出てくるのが、「Googleトレンド」です。Googleトレンドでデータを大量に取得してきて、キーワード選定に活用する方法を紹介します。

※本記事はプログラムの部分は有料販売になります。

Google Colabratryを使用するので開発環境を構築していない方でもご利用可能です。ご理解いただいた方のみ、ご購入ください。

この記事から得られるもの

この記事では以下のことがわかり(でき)ます。

・Googleサジェストapiを使って、サジェストキーワードを一括で取得するプログラム
・取得したキーワードすべてのトレンドデータをCSVで出力するプログラム
・出力したCSVを分析するためのエクセルファイル

Googleトレンドとは

Google Trendsは、ある単語がGoogleでどれだけ検索されているかというトレンドをグラフで見ることができるツール。公開は2006年5月10日。ウィキペディア

おまじない的に「Googleトレンドとは」を書いておく。

GoogleトレンドをSEOに活かしきれていますか?

Googleトレンドを使う時ってどんな時でしょうか?気になったキーワードのボリュームが気になった時?キーワードのトレンドを確認する時?どちからというと、受動的に情報を受け取って、トレンドの検索にかけるというパターンで使う人がほとんどなのではないでしょうか。

今回はもっと攻めの姿勢でGoogleトレンドを使えるようにしてみようと思います。
つまり検索ボリュームがどんどん上がってきているキーワードを事前に見つけられるようにしようというものです。

Googleトレンドで伸びているキーワードを調査するメリット

ではなぜ検索ボリュームが上がっているキーワードを見つける必要があるのでしょうか。答えは簡単。SEOで上位化が狙えるからです。
現在のGoogleのアルゴリズムだと、ビッグキーワードやコンバージョンキーワードでは上位化を狙うことは相当難しくなっています。
上位には有名なメディアサイト、資本を多くもつ企業サイトがズラリと並んでいますね。ビッグキーワードには個人ブログやまとめサイトなどが上位にこないようにするというGoogle側の意図を感じます。
そのためすでに検索ボリュームがすでについているキーワードは、多くの競合サイトが狙っているキーワードであり、競合性が高いのです。
逆にまだ検索ボリュームが小さいものは弱小サイトでも、まだまだ十分太刀打ちできます。
検索ボリュームが上がってきそうなキーワードをいかに早く見つけ、記事コンテンツを用意しておくかが今後のSEOでは間違いなく重要になってくるだろうと考えています。

Googleトレンドにひとつひとつキーワードを入れていくのが面倒・・・ならPythonでキーワードの抽出と、Googleトレンドの抽出を自動化しよう!

伸びてきているキーワードを狙って記事を書くメリットがわかりましたが、手動でやろうと思うとかなり工数がかかります。

まずGoogleのサジェストなどから網羅的にキーワードを抽出して、Googleトレンドでひとつひとつ検索をかける。Googleトレンドは一回の検索で5キーワードしか調べられないので、結果をcsvに保存して、また5キーワード検索する・・・これをずっと繰り返します。

人の手でやろうと思ったら最大100キーワードが限度でしょうか。
現実的な方法ではないのは確かでしょう。
人にできないことはプログラムで解決したほうが楽です。というわけで、pythonを使って自動化してみましたというのが本記事のメインです。。
サジェストと、GoogleトレンドのAPIを使うという、ここまでの話から、プログラムを自分でかける人は書いてみるのもいいでしょう。

しかしプログラムをかけない、わからない、書けるけどめんどくさいという人のためにコードを公開しようと思います。

(お試し)「田舎」というジャンルでどのキーワードが伸びてきているのか(狙い目なのか)分析してみる

試しに「田舎」というキーワードで今回作成した分析用プログラムを動かしてみたいと思います。(「田舎」は検索ボリュームがだいたい14,800ほどです。ビッグキーワードといっていいキーワードでしょう。)

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プログラムを実行すると、「田舎」を含むサジェストキーワードすべてが羅列されます。今回は784キーワードが抽出されました。
続いて、抽出されたサジェストキーワードすべてに、Googleトレンドからデータを取得してきます。

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700以上キーワードがありますが、すべての分析を終えるのに1分くらいでしょうか。
トイレに行ったり、お茶やコーヒーをいれている間には分析は完了すると思います。

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こちらがお試しで分析してみた、「田舎」に関するおすすめの狙い目キーワード一覧です。

コロナはこのご時世もあって、検索ボリュームがあがっていますね。しかし「コロナ」というキーワードが含まれた途端に、個人ブログなどのサイトは検索圏外に飛んでいくので今回は除外しましょう。

まず注目すべきは「田舎」というキーワード自体の検索ボリュームが上がってきているという点です。「田舎 生活」「田舎 物件」「田舎 暮らし」というknow系のキーワードが伸びてきていることから田舎暮らしに興味を持っている人が増えているのではという仮説が経ちます。

「田舎 ブログ」という検索ワードも伸びていることから、田舎というジャンル自体盛り上がってきているのかもしれません。

今回は上位のみ掲載していますが、本記事の後半をご購入いただければ、田舎で分析してみるとすべてのキーワードの結果がわかります。

※ということで、本記事では作成したプログラムを有料公開しています。以下を理解いただいた方のみ、ご購入ください。

●Google Colablatryを使ったプログラムになるので、プログラマーでなくてもコードをコピペすれば動かせるようになっています。
●購入したコードが動かない、または動かし方がわからないという方はtwitterのDMにて質問を受け付けます。→ https://twitter.com/trend_tracer
●発展性のあるプログラムだと思っています。購入後、コードの修正、改変など、どのように使ってもらっても構いません。
●本プログラムによって生じた損害等の一切の責任を負いかねます。
●同じ分析をする人が増えればそれだけ狙い目のキーワードの難易度は上がります。

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