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温泉の鮮度の低下は「老化」か「劣化」か?

今回は温泉の鮮度について解説させていただきます。

通常だと人や生き物ではない温泉は「劣化」していくと考えがちです。

しかし温泉の「鮮度」がなくなっていく場合に、

温泉を生き物としてとらえて、温泉が「老化」していくと使うことがあります。

これは源泉から湧出してからの時間的な経過を加味した使い方で、

源泉本来が持つ泉質の特徴が低下して、その効果がなくなる場合に使われる言葉なのです。

しかし例外として、炭酸泉のアワアワがすぐ抜ける場合などがあります。

これは時間の経過による「老化」ではない泉質の低下となります。

理由としては、湧出時の温度が高いことによりアワアワがすぐに抜けてしまうのですが、

この場合は「劣化」の部類となり「温泉の老化」と私は区別して使い分けております。

湯守人 Kentが温泉を生き物としてとらえた鮮度について解説させていただきました。

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