火山性温泉と非火山性温泉
今回は「火山性温泉」と「非火山性温泉」の泉質の違いについて解説させていただきます。
温泉には火山作用により形成された「火山性温泉」と、
平野や海岸近くに湧き出る「非火山性温泉」とがあります。
泉質名別に見ると、火山性温泉は酸性泉や硫黄泉となりますが、
それに対して非火山性温泉は炭酸水素塩泉や塩化物泉などの中性やアルカリ性泉となります。
山をイメージしていただいて、
火山性温泉の硫黄泉や酸性泉は山の頂上近くで湧出した若い暴れる温泉で、
中腹に湧くのが炭酸水素塩素系の旧重曹泉、旧重炭酸土類泉、
麓にはアルカリ性単純泉となり、
そして海沿いには塩化物泉が湧き出ているイメージとなります。
湯守人 Kentが山をイメージした湧出する泉質の違いについて解説させていただきました。