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ぬる湯の極楽
今回は癖になるぬる湯とはどういうモノかについて解説させていただきます。
ぬる湯フアンが挙げる代表的な県は、やはり山梨県でしょう。
活火山である富士山の近くなのにぬる湯なのは、富士山が高温の温泉を作らない山だからです。
またぬる湯フアンの共通認識として、ぬる湯に名湯が多いのはお湯に手を加えずそのままで提供していることからも理解できます。
江戸時代の熱湯の代表格は草津で、ぬる湯の代表格は有馬とお湯は必ずしも熱いのが当たり前ではありませんでした。
当時の銭湯は蒸し風呂から始まり、やがて湯船にお湯をためるようになっても湯気を浴室に閉じ込めて熱いのには変わりなく、日本人の熱湯好きは銭湯が始まりです。
あるコピーで「熱湯のエクスタシー」「ぬる湯のリラックス」というのを見たことがありますがまさにその通りで、
ぬる湯に長時間浸かる方が身体も温まりリラックスできるのです。
しかし湯宿の息子としては熱湯に2分入らないと気が済まないのです。
せっかちなのは分かっていますが・・・・。
湯守人 Kentが日本人が何故ぬる湯を求めるかについて解説させていただきました。
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