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動画編集ソフト

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主にEDIUSやPremirereProのことについて書いています。
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Premiereが重かったりフリーズする原因のひとつ iZtope

あるプロジェクトが異常に重かったりフリーズを頻繁に繰り返していました。 業務に支障が出るレベルだったので、Win の入れ直しから初めて徹底的に原因を調べたところ遂に究明できました。 なんとプラグインとして使っていた iZotope が原因でした。 解決方法としては VST3 を Premiere にはインストールせず VST の方を使うということでした。VST3 でも問題なく使えるときもあるのですが、VST3 を完全に排除してからは異常は全くありませんから、これが原因と

PremiereでもPhotoshopのように定規やガイドが出せる!?

Premiereでテロップなどの位置を合わせたいとき、スナップと同時に使うと便利なのが定規とガイドです。 Photoshopではお馴染みですがPremiereでももちろん使えます! プログラムモニターのスパナマークを押すと「設定」が開きます。 メニューから「定規を表示」を選ぶと定規が出てきます。 そうすると後は簡単。 定規の位置から画面内に向かってマウスをドラッグ(左クリックしながら下げる、あるいは右に動かす)するだけです。 青い線がガイド線です。縦・横に何本も出

WinでMac風のIME起動(日本語変換入力)の仕方

Windows では Mac と違って IME(日本語入力変換)をONにする際、「半角/全角」というキーを押します。押すたびに ON と OFF が切り替わりますが、これが「いまどっちだったか!?」という咄嗟の判断に迷いが生じます。 集中して文字を入力している際などは大抵、逆です。自分では日本語を打っているつもりでもアルファベットの羅列が入力されていることが多いですよね。 しかし、Macの場合は ON と OFF のボタンがそれぞれ独立しているので、日本語を入力する際には

Premiereでテロップのフチを丸くする

エッセンシャルグラフィックスでテロップの境界線を設定したいとき、角が妙にとげとげしていることがありませんか? いつのころからかこの「マイスター結合」というトゲトゲがデフォルトになりました。 そこで以前のデフォルトである「ラウンド結合」に戻しましょう。 方法は簡単。 このスパナアイコンからグラフィックプロパティの設定を出します。 ここで「ラウンド結合」を選択するだけ。 今後、全てのテロップが「ラウンド結合」になります。 あえてトゲトゲにしたい場合はまた設定を戻して

Premiereでもカーニング調整できます!

Photoshop などと同様に文字間の調整(カーニング調整)が Alt+← → キーで簡単にできないので Premiere のエッセンシャルグラフィックスは使いにくいと思っていませんか? 実は、ショートカットキーが割り当てられていないだけで、設定すればすぐにできるようになります! 「編集」メニューの「ショートカットキー」でコマンドを画像のように「カーニングを5ユニット単位で増加/現象」などにキーを割り当てれば良いだけなのです。 これだけで Photoshop などと同

Premiere は out点が後に来る

これはもう知っている人は知っている知識ではあるのですが、EDIUS などに慣れていると最初は違和感があります。 [o]キーでアウト点を打ったとき、カーソルの位置にアウト点が来るのではなく、1コマ(1フレーム)後にアウト点が来るのです。 これはもう、そういうものだと覚えるしかありません。 Premiere でアウト点を打った際には、必ずアウト点の }をドラッグして、アウト点がきっちり来るようにしましょう。できれば、拡大して確認した方が失敗がなくなります。 [Shift]

Premiere でエンコードエラー? 画質が悪い? そんなときは!

特に、外部プラグインのトランジションをかけていたり、あるいは複雑な映像(雨とか木々の葉とか)で思いがけずノイズが出てしまうことがあります。 ビットレートも足りてる、解像度は問題なし、それでもエラーが出てしまったり画質が悪いのだとしたら、問題はエンコード方法にあります。 グラフィックカードを使ったハードウェアエンコードは速いは速いのですが、そうしたエラーにさいなまれる原因となります。 何かあったときに問題を切り分けるのが面倒なので、うちではハードウェアエンコーディングは余

Premiereで映像や音が出なくなったときには

Premiere でクリップ自体はあるのに、映像や音が出なくなることがままあります。 そんなときには慌てず騒がずキャッシュを削除しましょう! 「環境設定」-「メディアキャッシュ」にある「メディアキャッシュファイルを削除」では改善しない場合があります。 その際にはプロジェクトファイルと同じフォルダに作られる下記のフォルダをまるまる削除して構いません。 Adobe Premiere Pro Audio Previews と Adobe Premiere Pro Video

Premiereでクリップをドラッグしようとしたらバーをつかんでしまう問題

Premiere でクリップを移動しようとドラッグしたら、バーをつかんでいて、映像なら不透明度、音なら音量が動いてしまう失敗が多々あると思います。 クリップをつかめる場所が小さく、この失敗は何ともしがたく編集効率が落ちるばかりと嘆いていました。 エフェクトコントロール以外で操作することはないから、ここをつかめなくして欲しい……。 改善する方法がありました! タイムラインの「スパナアイコン」を押すとメニューが出てきます。 ここから 映像なら「ビデオのキーフレームを表

PremiereをWinで使う上でもっとも悩ましいこと

Adobe CC は何とも便利なことに、契約していれば Win と Mac 両方で使えます。1ライセンスに2台までという制限はあるものの、デスクトップは Win 、ノートパソコンは Mac という使い方でも良いのです。 もちろん Premiere のプロジェクトファイルは OS に依存することなく、行き来できるようです。 しかし、Win の場合、ひとつだけ使い勝手が悪い部分が出てきています(~CC 2020 現在) それが IME (漢字変換)の オンオフです。 Ma

プロジェクトとシーケンス

EDIUS の場合、プロジェクトは同時にひとつしか開けず、プロジェクトファイルを作成するとすぐにシーケンスができあがる。 しかし、Premiere の場合はもっと複雑というか柔軟性があって、プロジェクトは同時にいくつも開ける。だから、テンプレートをプロジェクトとして保存しておけば、それを使っていつでもコピペできるという訳だ。 もちろん、EDIUS も同じようなことはできる。ただし、その名称は「シーケンスのインポート」だ。 (下記画像参照。▼をクリックするとメニューが開く

Premiere の EDIUS ライクのショートカットキー

EDIUS に慣れていると、キーボードショートカットでサクサク編集しているものですが、Premirere になると独特の操作感があり、最初は戸惑います。 そこで EDIUS でよく使われるであろうショートカットキーが Premiere ではどれにあたるかを一覧にしてみました。 ショートカットキー早見表(一部) トリム編集などをもともと使っていた人などはまた違ったショートカットキーを使いこなす必要がありますが、もっとも簡単なカット編集であればこのリストのショートカットキー

EDIUS からの決別

動画編集ソフト EDIUS を Ver.4 の頃から使い続けている。途中、マイナーバージョンアップは飛ばしているものの、メジャーバージョンアップに関しては全て購入してきた。 現在の最新版は EDIUS 9 だが、これがどうも不具合が多くて困っている。 同じ素材・プロジェクトを EDIUS 8 に持って行くと何ともないのだから、もはや EDIUS 9 を使う理由さえなくなってしまった。 EDIUS といえば、いち早く、新しいカメラのコーデックに対応することで優位性を保って

Adobe CC の始め方

EDIUS から Premiere Pro に乗り換える為の方法をいくつか紹介したい。 期間限定価格の Adobe コンプリートプランAdobe CC は買い切りの EDIUS と違ってサブスクリプションだ。だから、月いくら、年いくらという費用がかかる。その為、経費が余計にかかるのだが、いまや業界標準になっているばかりかコンプリートプランであれば Adobe の全部のソフトが使えるのでお得感はある。 2020年5月8日までなら 29% OFF で買えるが 47,600 円