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ポジティブ思考、やり方を学ぶ前に大切にしたいこと

国立大学を内定ゼロで卒業。夜間学校に通い・内装設計デザイナーになった後、社内異動で総務・秘書・人事・営業経理をマルチにこなして5年半。2021年に異業種転職。
結婚・離婚、妊娠中絶を経験し、理想の生き方・働き方を目指して奮闘中!
「私このままでいいんか」と問い続け、自分にもっと自信を持ちたい、仕事もプライベートも含めて幸せな人生を送りたい!と感じてきた私が、原則中心で生きる考え方を学ぶことで少しずつ理想に近づいてきました。
このnoteでは私の思考とともに、自分らしく輝き・人生マルっと幸せに生きるためのヒントをお届けします。

元気いっぱい、前向きになんでも取り組みます。

と、まるで小学校の通信簿に書かれるようなコメントを、人事評価でいただくようになった私ですが、元々そんなにポジティブシンキングができる人ではありません。

毎秒どんな瞬間でも起きたことを前向きに捉えられるほど、まだ人間も出来きっていないし、イラッとすることも、疲れて他に何もやる気が起きないことも、多々あります。

そんな私がどうして、「ポジティブな人」に見えるようになったのか。
今日は私なりの考察をしてみました。

ポジティブ思考より大切な「持ち直す力」

ポジティブ思考になるためのTipsはネット検索をすればたくさん出てきます。

いつも明るい人と一緒にいる、とか。
あらゆることに感謝する、とか。

もちろん、それもすごく効果的だし大切なこと、なんですが、自分のメンタルが激落ちしている時に、やたら明るい人と一緒にいても疲れてしまったり、ましてや何かに感謝するなんて、正直難しい。

そんなときは、無理くりにポジティブ思考になろうとするんじゃなくて、「落ち込む自分を持ち直す力を持ってるかどうか」のほうがよっぽど大事だ、とたくさんの勉強と自分の実体験を経て感じています。

持ち直し力のヒントは自分の中にある

持ち直す方法についてもたくさんのTipsが転がっています。読めば読むほど、まぁ確かに、と思うのと同時に「で、私が挫けないでできる方法はどれなの?」と思ったりしませんか。

これをみつけるには、まず、自分のことをより深く知る必要が出てきます。

例えば落ち込んだとき。

事実として何が起きたのか。
自分の中にどういう感情が渦巻いているのか。
その感情の裏側にある感情はなんなのか。
果てなく落ち込み続けるのか。
それとも他のことをしていれば復活できるのか。

こういうことをざっくりではなく、起きたこと一つ一つに対して面倒がらずに深堀りしていくと、「自分がどんな時にどういう反応をしているのか」が見えてきます。

自分の反応が分かったら、今度はその反応に合わせて対応策を考えていきます。
例えば考えがグルグル巡って抜け出せないタイプなら、「考え始める前に行動に移す」ようにする。(5秒ルール、なんかは有名ですね)

他人に対するイライラやモヤモヤは、深く掘っていくと「自分が本当はやりたかったのに出来ていないこと」「自分がめちゃくちゃ努力して我慢していること」が引っかかっていたりするので、「それ、私もやっていいんだよ」と許可を出してやってみる、なんてことも効果的だったりします。

このあたり、私はパートナーさんとめちゃくちゃやり合ったことがあります。

ムッとすること、イラッとすることがあるとその日のうちに解消したい、と連絡があって、夜飲みしながら感情をぶつけ合ったり、明け方まで電話で話し合ったり。

そういうやり取りがあったおかげで、自分がどんな自動反応をしてたのかとか、実は相手にめっちゃ我慢してたこととか、たくさん出てきたのです。

最初の頃はそれこそケンカばっかりしてましたが、気づけばお互いの勘所が分かるようになって、そういえばここ数年は全然ケンカしてないね、なんて話をしてました。

ポジティブ思考も持ち直し力も自分との対話がカギ

どんな価値観で、何を思って、自分の口からその言葉や感情が出てきたのだろうと、じっくり考える機会が少なかった人にとっては「自己対話」することそのものが最初はしんどいかも知れません。内側の声は驚くほど小さいし、言葉や感情が自動反応で出てしまう、ということは、意識せずとも出来てしまう習慣のひとつになってしまっているからです。

それでも「今の自分から前向きに本気で変わりたい」と思う人であれば、自己対話を恐れずに続けていくといいでしょう。そうすることで自分が揺れ動くタイミングが分かり、意識が変わり、行動が変わり、習慣も少しずつ変わっていきます。

自分の力だけではきっかけをつかめない方は、カウンセリング、コーチングなどの手段を活用してもいいと思います。

私がお役に立てることであれば、ぜひお声がけいただければと思いますので、よければご活用ください。

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