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やさしく、つよく、おもしろく。

『やさしく、つよく、おもしろく。』

ながしまひろみ(編) 発行:株式会社ほぼ日
12.8 x 18 x 1.5 cm

あたためていた
愛してやまない一冊です。
この本がうまれて
だれかのこころがふるえて
誰かの心の温度があがる
それって世界に灯をともすのと一緒だと思う。

本書のなかで、ながしまさん
「こどもでもなく親でもないこの時期に、
自分の中の「こども」と「大人」と相談しながら
大好きな糸井さんのことばを描かせていただいたこと、
とても楽しく、幸せな時間でした」

そうなの。
糸井さんの言葉から膨らませて
ながしまひろみさんが漫画でかく
ゆきちゃんとおかあさんの
ちいさな毎日の物語

「こころを引き受けろ」なんて
もう何十回読んでも
こみあげて潤んでしまうよ。

―こころなんてものがあるから、
めんどくさい。
みんなが、それで苦しんでじたばたしているのだが、
どんなにすかっとしたくても、割り切っちゃだめだ。
こころの面倒を、引き受けないと、いけないんだ。―

追うのは答えじゃない。
ぐちゃぐちゃの顔も
なきはらした顔も
ぜんぶぜんぶ
引き受けるこの過程。
愛おしさがこみあげる。
誰にも、自分にも
愛がふくらむまなざしで
今日も生きていきたい。

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