とあるひととき: 作家の朝、夕暮れ、午後十一時
『とあるひととき ː 作家の朝、夕暮れ、午後十一時』
オムニバス
発行:平凡社
いつも、毎回のカートでおススメの小説を
ご紹介するのが定番になっていましたが
今回はエッセイアンソロジーです。
ただし、表紙をご注目!
三浦しおん さん
池澤夏樹 さん
横尾秀介 さん
綿矢りさ さん
西加奈子 さん
吉本ばなな さん
角田光代 さん
高橋源一郎 さん
重松清 さん
村山由佳 さん
川上未映子さん
小川洋子 さん
森絵都 さん
浅田次郎 さん
はぁぁ、思わず全員の名前を書いてしまった。
このほとんどの作家さんの小説読んだことあります。
なんなら、8割の作家さんの小説が私の本棚に並んでいます。
なんて素敵なラインナップ。
そして、エッセイでありながら
彼らの作風そのままに、物語が垣間見える文章。
ああ、これは作者を主人公にした小説を
読んでいるのだな。
そんな気分になる1冊です。
そして、どの話も何気ない「朝、夕暮れ、午後十一時」
でありながら、
ふわりと心が軽くなるようなお話
じんわりあたたかくなるお話
クスっと笑みがこぼれるお話
が続きます。
普段は作品の後ろで存在だけを感じられる
作家の皆様の一面を見れて
得した気分になるのは私だけでしょうか?
そして、この作家さんの作品読んでみようかな
また再読してみようかな、なんて
読書の世界が広がっていくとよいなと思います。
追伸
この本の挿絵に使われたイラストの
ポストカードが付いてくるようです。
なんだか、ちょっとしたおまけも嬉しい1冊です。
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