総合型の面接練習始まっていて、そこで総合型のなんたるかをわかってない面接官を壁打ち相手に生徒は伸びていくという話。

職員室で、「〇〇の面接練習したんだけどさー、ぜんぜんなってないんだよねー、国公立志望だなんて舐めてるわ」
そりゃはなから完成してるヤツなんていないし、だから練習するのだからそりゃそうですわ。で、聞いてないふうで聞いていたら、
それでさ、志望理由書がさ、〇〇に取材に行ってこんな話聞いてきたとか、△△のイベントに行ってこういう話し合いに参加してきたとか、× ×のボランティアに行ってこういうこと考えたとか、そんな「学校外」でのこといくら書いたって、大学でどんなことを学びたいかを書かなきゃ意味ないよなー、ですって。
その生徒の志望理由書の探究伴走したのワタシなんですけど、知ってて聞こえるように言ってるんだったらその売られたケンカ買いますけど、こっちも大人なので、そそくさとその場を去る。
じゃあどんなこと書けばいいんでしょうね。ネットかなんかで調べたようなありがちな社会課題を並べて「詳しいことは大学で学びたいと思いマース」オープンキャンパスで誰もが聞いてきたような、パンフレットに書いてあるような〇〇の授業を受けたいとか、△△プロジェクトに参加したいとか、んなこと言ってどうするんでしょうね。
でも、そんな「アンチ」の人と面接練習してもらうことは大いに意味がある。志望理由書のあら探しをしてくれるのだけど、そこは本人も「自分で」立てた仮説と検証なので大体は説明でき、「手応え」を得られる。わざわざ答え方を「教える」必要はない。ただ、しどろもどろになってしまった場面もあったようで、そこは、なまじ知ってて、知り過ぎててたくさん喋りすぎるからで、そこを整理整頓しとけばいいってこと。
ありがとうございまーす。

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