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教師必須の作業効率化④テスト採点

整理:必要なときに、必要なものをすぐに取り出せる
整頓:散らばっているものをきれいに片付ける

採点は教師の最大の悩みといっても過言ではありません。採点に多大な時間をとられ、さらに他の作業時間が押されてオーバーワークや自宅持ち込み作業が続く。しかしテストは、カリキュラムの目標である評価段階にあたるので、最も大事であり、避けては通れません。

採点には、時間、労力、精神的コストがかかります。また、ただ〇×するだけとはいうものの、不慣れであったり、集中できていなかったりすると、さらにコストがかかるでしょう。

現在は、スキャンして自動採点してくれるシステムもあります。マークシートはもとより、記述採点もあるようです。とても便利ですが、導入費用がかなり高く、数十万~、かかる場合もあります。利益を生まない作業にそこまで費用はかけられません。さすがに無料ではないようですが(あったらぜひコメント欄へ!)、できるだけ低価格でコスパに優れた製品があればいいですね。

こちら製品がおすすめです。

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マークシートをスキャンして自動採点。JLPTなどの試験もマークシートがほとんどなので、練習にはこれで十分です。

先生方、どんな筆記テストをしているでしょうか。市販のテキストをコピーして使用しているか、あるいはwordやエクセルで作成している場合が多いと思います。この製品に付属のテンプレートを使用して、

解答マークシート用紙を作成→テスト実施→スキャン→ソフトで自動採点

データを作成したり、スキャンしたりといった手間がありますが、手動ですべてを採点することに比べれば、格段に効率が良いです。用紙データ作成は初回のみ。次、同じテストを行う場合は、そのデータ形式を使用すればいいですね。

記述も採点してくれるソフトもありますが、さらに高価になります。記述はあきらめて手動で採点しましょう(笑)。どこがいいか悪いか、次どう指導していけばいいかなど、記述からわかることがたくさんあります。むしろ、担当教師が採点したほうがメリットがあります。

パソコンや機械を使うのが苦手、1円もかけられない、自分の目で見て採点するのが一番、という場合もあるでしょう。時間はかかりますが、目的に見合ったコストであれば問題ありません。しかしその際も、一人ずつ1番から順番に採点していては、嫌になってしまうかもしれません。

設問ごとに解答の番号を覚えて機械的に〇×していく方法で、能率が上がります。例えば、以下のような解答があったとします。

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1⃣の7つの解答を覚えて(acbdaac)A学生の1⃣→B学生の1⃣→C学生の1⃣…というふうに1⃣だけをチェックしていきます。解答を覚えているので、機械的に素早く〇×できます。全員の1⃣が終わったら、次2⃣を採点していきます。

一人の全部を採点が終わったら二人目…というやり方と比べて、かなり早く終わらせることができるでしょう。解答を暗唱していればいいので、精神的な負担も減ります。指サックを使ってプリントをめくっていけば、さらに楽になります。

なんでもかんでも省力化してしまうのではなく、このように負担を減らしてもメリットが多い部分を省力化していきます。デメリットを考えずに安易に行うと、逆に負担を増やすことにもなりかねませんね。

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