街中のプ〜ちゃん@小学校教諭

小学校で先生をしています。日々の生活の中で感じていること、いろんな方から学んでいること…

街中のプ〜ちゃん@小学校教諭

小学校で先生をしています。日々の生活の中で感じていること、いろんな方から学んでいること、先生になる方に知ってほしいことなど、先生の仕事の魅力をお伝えしていければと思っています。楽しみながら、悩みながら、子供たちのよりよい未来を考えていきたい。

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小学校の先生ってたのしい計画!

小学校の先生という仕事は、いまやブラックすぎてなりたくない職業になっていませんか? テレビのニュースでは、ブラックな部分だけが取り上げられる。また、教員による犯罪が報道される。でも、正直ほかの職業のほうがブラックでシビアだと思いますよ。ノルマを達成しなくてはならない、上司に理不尽に怒られる、接待のための行きたくもない飲み会など、ほかの職業のほうがよっぽどブラックだと思います。 先生って楽しいのよ!もちろん大変なことがほとんど。 でも、毎日子供たちと一緒に駆け回って、鬼ごっ

    • 体験することに学ぶ

      昔からずーーっと言われてきている考え方ですが、デューイの「為すことによって学ぶ」ことの重要性にもっと社会が気付くべきだと思っている。 机上の学習がたいして役に立たないことを大人はみな知っている。にもかかわらず、変えようとしない。学校なんて行かなくてもいいじゃんと思う人がいるのに、それに変わる何かが生まれず、不登校だけが増えている。 そんな今、教育者である我々は何ができるのか、、

      • 私にできることは何?

        初日が終わりました。 働きながらいろいろ観察しました。 みんながバタバタと動いている時に、固まっている初任者に声をかける先生はおらず。すかさず声をかけて、一緒に掃除しましょう〜!と。 そういうところが見えていないからうまく回らないのだと思ってしまった初日から。 もちろん自分から動きなさいよ!というのも分からなくはないですが、新社会人にそれを求めても無理なのですよ。 みなさんがいつも子供達にやっている先生主導の授業のようにすればいいのですよ!と言ってしまいたくなる光景でした

        • 本当に学ぶべきこと

          最近よく妻と話をしているのが、 確定申告とかって誰がどのタイミングで教えてくれるん? 保険の入り方って誰がいい方法を教えてくれるん? 多分、専門的な学校に行っている人以外は、社会人になって、やらなきゃいけなくなって初めて知ることになる。でも、こういうことこそ、ほとんど全ての人が関わるのだから、小学校、中学校、(高校)で学ぶべきことだと思うのですよ。 みなさん、そういうことってありませんか?

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        小学校の先生ってたのしい計画!

          自由進度学習

          個別最適な学びを実現するためには、これまでのような一斉授業だけでは、難しい。ここで大切になるのが、一斉授業が悪、自由進度が善ということではないということです。 どちらも使い方によって大切になってきます。 そこで、私が一斉授業、自由進度学習で大切にしていることをお伝えしようと。 まず、一斉授業。 ①一問一答的な学び方をさせない ②一斉授業でも、あくまで主体は子供 ③単元のゴールは一緒でも表現方法は選ばせる。 次に、自由進度学習。 ①細やかな声かけと振り返り添削 ②失

          子供の失敗を許せる教師

          あなたは、失敗を許せる教師ですか? 気付かぬうちに、子供の成功を求める教師になっていませんか? 成功体験をたくさんさせるべきだという考え方は、私も好きです。成功すると、自信もつくし、未来が明るくなると児童も少なくないからです。 でも、成功はそんな簡単には手に入れられないものであることも言えます。だから、たくさんの見える失敗、見えない失敗を重ねて、ようやく成功につながっているんだと思うのです。 だから、授業の中で、生活の中で、いろんな失敗してもいいじゃないですか?もちろん

          学び方を学ぶ

          学び方を学ぶことが大切になってきている。 教える→学び取る 時代になりました。 でも、先生って教えるものじゃないの? と先生も児童生徒も保護者も思っています。その感覚から脱却しない限り、学び取る学びは成立しません。 どうせ先生が教えてくれるんでしょという受け身の姿勢が子供たちの中で当たり前になっているからです。 どうやったら学べるのか、 誰に聞いたら学べるのか、 どんなふうに説明すればいいのか、 それを考えて学んでいくのが学び取るです。その学び取る方法や姿勢を子供た

          休みの日の過ごし方

          先生にとって、休み方というのはとても大切です。 土日の過ごし方によって、翌週の自分の心の持ち方が変わってくるからです。 私は、土日を大きく6分割して、予定を考えるようにしています。 土曜日 朝 午後 夜 日曜日 朝 午後 夜 のように。 予定がない時は、だいたい 土曜日 朝 翌週の計画 午後 フリータイム 夜 楽しいご飯にするために何かする 日曜日 朝 アマプラやドラマを観る 午後 少し仕事関係 夜 ダラダラする かな?平日は早く起きられないのに、 土日は早

          静かに座ってる=いいこと?

          礼儀正しく座っていて、とても偉いです。 静かに先生のお話を聞いていて、とても偉いです。 未だにこんなことを言っている先生や管理職がいますが、いつの時代だと思っているのでしょうか。 今は、たっても座っても、どこでも、誰とでも、話が聞けて、話ができて、盛り上がれる人がいいんだよね。って思っちゃう。 だからうちのクラスはいつもわちゃわちゃしてます。でも、それでいいんです。それがいいんです。算数の問題が解き終わったら、自然と立ち上がり、終わった人を探して答え合わせをしたり、考え

          静かに座ってる=いいこと?

          子供といる時間

          学校で子供といる時間は、常に慌ただしい。どんなに落ち着いているクラスであっても、バタバタする。 でも、このバタバタを楽しみながら乗り越えていくのである。そのためには、やらされている仕事や役割を自分から切り落としていけばいいのだと思っている。 例えば、宿題チェック。 内容を確認することは大切だが、丁寧やってあるからと言って、力がついているのかはわからない。だったらQRで子供が提出しているのかチェックして、こちらが中身を軽くみて、スタンプくらい教えあげれば完成。 その分、自

          失敗したっていいのに

          先生たちって、なんであんなに失敗を嫌がるの? 失敗の積み重ねが成功につながるのだとしたら、学校は失敗を積み重ねていい場所のはず。むしろ、失敗しても許される場所のはず。 でも、先生たちは失敗させないように、させないようにとする。 あれって子供の失敗を嫌がるというよりも子供の失敗=自分の失敗にされるのが嫌だからですよね? 失敗99 成功1 人生そんなもんじゃないですか?

          先生って楽しい計画2

          私のクラスでは、3月に向けて、できることチャレンジ発表会を計画し、練習が始まりました。 自分が一歩前に進むためのチャレンジ企画として、友達とやることを決めて、チャレンジしています。 あやとり、縄跳び、リコーダー、など様々。 私もリコーダー部門に参加して、一緒に練習しています。そこで感じることは、やろうと思えば子供たちはいくらでもできる!ってこと。子供ってすごいです。もう、ドレミファソラシドが吹けるようになって、曲っぽくなってきている。 こうやって子供とワイワイやれるの

          学びの原動力

          学校での学びの原動力について考えてみました。 理想的なのは、学習そのものに興味関心をもち、自分でどんどん学んでみたいと思えること。 でも、そんなにみんな勉強好きじゃないし、先生がそんなにいつもいつも学びに誘い込むなんてムリムリ! そんな時に大事になってくるのは、友達。友達と学ぶことが楽しいと思える環境づくり。 その環境があると、苦手なことややりたくないことも頑張れる。そうやってみんないつのまにか学びが成されていく。 それでもいいんじゃないって思いませんか?

          失敗から学ぶこと

          人間は、日々失敗の連続です。 正直、生きている中で、うまくいったなと思うことなんてほとんどありません。 でも、いろんな失敗の積み重ねがあったからこそ、成功した時の喜びは大きくなり、成功がより自分の自信につながったり、自分の拠り所になったりするのではないかと思います。 でも、成功体験をたくさんさせて、失敗はさせないようにというような教育や子育てが未だに行われているのも事実です。私は決してそれが悪いこととは思いませんが、失敗=悪のような考え方をしていると、ただの過保護であり、

          経験こそが自分を高めるきっかけに

          東京遠征を終えて、改めて感じていることがある。 「為すことによって学ぶ」という言葉をご存知だろうか? 教育に関わっている方は、よく聞いていることだと思うが、 普段から耳にするかと言われると難しい。 つまり、経験や体験を積み重ねることで学び、成長していくということである。 学校教育では、これが分かっているかのようで分かっていないことがよくある。 例えば、発表会。1回やってうまくいくはずがないのに、発表する機会自体が1回しかない。本番と言われるものが、1回だけあり、それ以外

          経験こそが自分を高めるきっかけに

          仕組みやシステムだけじゃ…

          学校には、効率よく働くための仕組みやシステムが存在します。でも、仕組みやシステムがアップデートされないまま存在していることがあります。 5年前、10年前、20年前… それ以上前… システムは、常に更新されるべきです。 そして、大切なことはシステムはシステムでしかないということです。結局人が動く働くシステムなわけで、人と人とのコミュニケーションがなければ錆びついた機械と同じようにうまく機能しないわけです。意外とそれを分かっていない人が多いです。 結局、人と人とのつながり

          仕組みやシステムだけじゃ…