医師に素直な気持ちを伝えること

これは、手術後の余談ですが。

手術がおわり退院する前の内診中、内診はカーテンごしですが、どうしても顔を見てありがとうを伝えたくて。
先生に伝えたいことがあります。カーテン開けてくださいと言いました。

自分の感じてる気持ちを素直に伝えるのは、私はどちらかというと苦手なのです。ありがとうとかごめんね、というのは、その場で伝える方だし、何気ない話は笑顔で楽しく話をするのですが、改まって話をしたり、自分が感じてることを素直に伝えたらどう思うかなとか、今までは相手が傷つくかもしれないとか自分がどう思われるかと気にして気持ちを押し殺し、大事なことを相談したり、言い出せなかった自分がいました。で、結局自分の中で昇華しきれてなくて、溜まっていくんですよね。相手にも伝わらないから、誤解が生まれていったり。

どう思うかなんて、自分の中で決めてるだけであって、受け取り方は人それぞれだから、話してみないとわからないのにね。そんなことに今頃になって気づかせてもらっているのです。

そんな私ですが、今伝えないと後悔するな、となんとなく思ったので、自分の中から湧き上がる気持ちを勇気を持って伝えようと思ったのでした。

先生は、何事かという顔をされてましたが、
内診も丁寧で配慮があり嬉しかったこと、手術の前にエコーを見せてくださったお陰でいのちにありがとうできたこと、先生のおかげです、ありがとうございました。と伝えました。そう思っていただけたならよかったですと足早に去っていかれました。

伝えたことで、自分の中でとても清々しい気持ちになって。

ああ、勇気を出して伝えてよかった。と思いました。

その後、先生とはいろんな話をさせていただいたのですが、たわいない世間話や身の上話もすると信頼関係が育まれるなあと感じます。人間だもの。話しちゃいけないことはない。

何についてもですが、本来してはいけないことはないんじゃないかな。してはいけないと勝手に基準を作ってるのは自分。何に関しても。子どもにたいしても、自分にたいしても、人に対しても。物事を見るときにしても。
先生との何気ない会話はお互いに緊張がほどけ、よりよい関係性が生まれてよりよい治療につながる大切なプロセスかなと私は感じています。

自分の中のいろんな制約を外して、

ふわりと自由に。軽くなる。

人生って年を重ねるほどに、いろんなことが起こるけど、だからこそ気づかせてもらったり、学ばせてもらって、自分の可能性が広がっていくなあと感じています。

病したからこそ、自分を好きになれてるから。病になったことも、そこから生まれる出逢いや起こることすべてに感謝してます。

今日は、つぶやき程度になってしまいましたが。

読んでいただいてありがとうございました。

今日も素敵な1日を☆


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