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プチDAYS「探しものは探してると見つからない」

アジシオが突然異次元へ飛んだ。

昼間の月

だって全くどこにもいなくなったのだ。何度も探す。しかし見つからない。こうして数日が過ぎた後、ひょんなタイミングで冷蔵庫を開くと、ひょっこりオカメ納豆の横にいた。そこは開けるとすぐ目に入る場所なのでおそらく異次元に紛れ込んでいたアジシオが何らかのタイミングで僕らの住む世界へとスライドして戻ったんだと思う。

眉村卓?

不思議なことがある。音楽室の譜面。探しているジャズスタンダードの本「リアルブック」の3つ目がどうしても見つからない。これもつい最近ひょんなタイミングで僕らの世界へ戻ってきたのだ。随分何度も徹底的に探して数年経っていたのだから、これまた不思議なことがあるものだ。

我々が住んでいる世界には見えない4次元5次元の世界がすぐに側にある。こういう不思議な体験の後に僕はそう実感する。

あたしは音楽室には入らないよ

不思議といえば「あの人どうしているかなあ」と思うとメールやテキストが入る。その人から。それもなにやら想いの電波ってのが届いているのだなあと思う。それが互いを吸い寄せたのだろうと思う。

電子の世界になってからモノが迷子になりやすくなった。近くにあるのに探しても探しても逆に見つかりにくくなる。実は灯台下暗しの場合も多い。ただ僕はそういう場合、異次元に迷い込んでいたと思うようにしている。

ショーシャンクの空に

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