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OISHII DAYS

papabubbleの飴ちゃんを頂いたので一口入れてみる。おいしい。シュワっとして口の中で溶けてゆく。

ほとんど食べ物はこの初めての出会いで病みつきになる。初めてのオムライス、初めてのすき焼き、初めてのしゃぶしゃぶ、初めてのアラビアータ、、、、

関学とTFMの前後は肉を食する日々だった。なぜか体が欲するので食べ続ける。一人焼肉にはルールがある。テーブルを自分流の焼肉天国に飾り付けること。

「こちらサンチュでございます」

「こちらタン塩でございます」

「カルビはこちらに置かせて頂きます」

はい、と無言で頷きつつ、店員がいなくなった途端、レイアウトをガラッと変える。左利き用の配置、そして肉と野菜の関係性を焼き網の周りに「サテライト」のように位置させ、いざ、焼き始めるときに、集中力が途切れぬように最大の配慮を施す。

お茶、お水、生ビール。順繰りに喉を潤すそれらの場所取りも間違えると命取りになるので慎重に。

「こちらキムチの盛り合わせでござい、、え?」

再び運びにやって来る店員はさっきとのあまりの配置の違いに一瞬ギョッとする。

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