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NEW DAYS#4「Obeseで疑り深い患者」
資格試験に合格し、また新たな目標を定めようと定点観測中。日々はどんどん芽吹いてゆく。
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食欲のあるぴの毛並みが戻ってきた。もうほとんど見た目は健康な犬と言って問題がないが、光の具合でまだ喉から下の部分の毛が若干禿げたように見えて薄い。耳は一時のグチュグチュの如何しようも無い状態からかなり治ったと思う。赤みもとれてきた。綿棒で中を随時確認し、必要あらば刺し薬を入れる。
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左目下瞼のデキモノは日に日に大きくなり傍目にもかわいそうだったのでパパが数週間前潰した。目は一瞬血で濁ったけれど目薬で洗ってやる。あくまで自然にやるのがいい。
無理矢理押したり力を入れ過ぎて剥がしたりせずに、ほんの少しだけ押してどうなるか様子を見る感じだ。それ以後ぴの目やにが減り楽そうに見える。だがすぐまたデキモノは少しずつ大きくなる。こういうのは追っかけっこなのだ。
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パパの病院の診察は昨日だった。新しい主治医のミラー先生とは1月にオミクロン株で会えなかった。おまけに電話診察を家で待っていたにも関わらず電話が来なかった。しょんぼりしつつ夜になり履歴をチェックすると何やら知らない番号が1個ある。僕がコールをミスしたのだ。それから4ヶ月、仕切り直しのRevisit診察が昨日だったのだが、早めに行ってロビーに座っていたら、なんとありがたいことに約束の時間よりもずいぶん先に、別の先生が診察してくれることになった。
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あまりコロコロ主治医が変わるのは好きじゃないが深く考えず流れに乗る。アフリカ系女版赤ひげ先生って感じのその先生は丁寧に心音を聞き「オシッコとう●この検査をしましょうね」とサクサク僕を看護師の元へ連れて行った。
「これにちゃんと注いできてね」
看護師たちは笑って僕をトイレへ送り出してくれた。
ロビーにはウォークインの患者たちの長い列、彼らが今の僕のように保険があるのかないのかわからないが、病院はコロナ前の賑わいに戻ってる。昨日またニュースでコロナの数字が上がったと流れたせいか、地下鉄もスーパーマーケットも病院もほぼマスク姿だったが、もうここまでくれば各々の判断で「付けたり外したりどうぞご自由に」という感覚かもしれない。
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