Music for Tomorrow

音楽で心をひとつに～Music for Tomorrow～
被災地を音楽で励ましたアーティスト達がコロナを悲観する世界に“希望のうた”でメッセージ!!
放送は3月27日（土）NHK総合　午後11時～12時

https://nhk.jp/musicfortomorrow

◆この番組について

日本を代表するアーティストや、世界のポップス・ジャズ界のトップスターが、貴重なリモートパフォーマンスやスペシャルコラボで“希望のうた”の数々を披露。新型コロナウイルスの感染拡大によって、心の拠りどころを失いかけている人々に、《困難なときこそ希望を持ち、心をひとつにして支え合おう》という思いを伝える特集番組。
東日本大震災直後、レディー・ガガなど世界中のアーティストから届いた激励のメッセージや音楽が、悲しみにくれる被災地の人々に勇気を与えた。世界とつながり、痛みを分かち合っていると感じることで得られた強い力。被災地を幾度と無く訪れたミュージシャンと現地の人々との間には、音楽を通じた強い絆も生まれた。
あれから10年。被災地の復興が進む一方、各地で自然災害が頻発し、新型コロナの感染も急拡大。人々は自然の圧倒的な脅威を前に、夢や意欲を失っている。東日本大震災の後に寄せられた心の支援と“希望のうた”を、いま世界が求めている。
番組は、東京・お台場の日本科学未来館で収録。地球ディスプレイ“ジオ・コスモス”前の特設ステージから、誰もが知る“希望のうた”の数々を、アーティストそれぞれの思いや、コラボに秘められたエピソードとともにお届けする。収録には、アーティスト達の支援に励まされた被災地の人々や、ポストコロナ時代を担う若者たちがリモート観客として参加。この地球でともに暮らすわたしたちが、災害や新型コロナなどの困難を乗り越えるために繋がり合い、心をひとつにすることの大切さを感じていく。

◆詳しいエピソード

震災当日に被災地支援の活動をいち早く始めたレディー・ガガ。その後来日した際には、キスマーク入りのティーカップをチャリティーオークションにかけている。番組では、落札した宮城の歯科医の思いと、その後のエピソードを紹介する。

平原綾香は、ダニエル・パウターと「Jupiter」で初共演する。ダニエル・パウターは、「バッド・デイ～ついてない日の応援歌」の世界的ヒットで知られるカナダ出身のシンガーソングライター。震災後、石巻の高校生ブラスバンドと共演した平原綾香は、その後も交流を続けた元副部長の女性と今回リモートで対面。

スガ シカオは、アメリカの世界的ウクレレ奏者ダニエル・ホーと、「見上げてごらん夜の星を」でコラボ。２人はこの曲を2013年にレコーディング、被災地支援のチャリティーソングとしてリリースしている。「長く時間をかけて支援を続けていくことが大事だ」と語るスガシカオと、被災地の若者たちとの交流を日米で続けるダニエル・ホ―が、星空の下で共演する。

「コロナは、震災と違って誰もが当事者になる可能性がある。どうやって他者を思いやる社会を築くか、僕たちは試練を与えられている」と語る番組司会の渡辺謙は、小曽根真のピアノ演奏で、谷川俊太郎の詩を朗読。

JUJUは、ニューヨークで活動するジャズピアニスト大江千里と「奇跡を望むなら…」で初共演。「これほどまでに奇跡を心から求めている時はない」とニューヨークから呼びかける大江に、JUJUは、「みんなが希望を忘れないっていうのが一番大切。」と、この曲のメッセージを語る。