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こんにちは、裏耳びーすです。↓リマインドです。
いつからだろう? この苦みばしった香りに誘われているのは。 昔はこの香りが嫌いだった。顆粒の珈琲を飲んでいた昭和の時代の話だ。それがいつの間にか淹れたての香りが漂うだけで、一杯の美味しい珈琲が、、、、飲みたくなる。 子供の頃、親指を隠して墓の前を通った。あの縁起担ぎのクセをいつしか気にしなくなって久しい。何度かの喪失を経験し、自分も人生の後半に差し掛かり、景色の隅にはいつの間にか、珈琲が湯気を立てているようになる。 朝ごはんの時、食卓で珈琲を飲む父の顔を怪訝そうに覗き込
N Y日曜の朝だ。 いつもと同じ、4時頃起きてぴのおしっこうんこをさせて、その後二人とも2度寝をして、光がブラインドに差し込む7時過ぎ、目を覚ます。 「パパ、そろそろだね」 「そうだよ」 かちゃかちゃ食器の音を立てると既に足元で濡れた鼻をふくらはぎにツンツンするぴがいる。 「さあ、どうぞ」 とご飯をあげる。 全部の窓のブラインドを開け朝の光を部屋に入れコーヒーのお湯を沸かす。 チャーチに行く装いのアフリカ系のおばちゃんたちがピンクや紫のローブを着て窓の外を行く
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ぴの持ってる「ぴ時計」。 彼女はiPoneを持たないのにきっかり夜中の3時半と午後の4時にNature Calling(おしっこうんこ)を済ませる。その時間の正確さには舌を👅巻く。 必ず終わった後トイレのTraining Sheetsを鼻で畳んで掃除をするので、そのガサガサって音で、パパにはわかる。 「ぴ、偉いね。じゃ、パパが後はやってあげるね」 と言うと 「よかった。じゃあ後はよろしく」 トイレからキッチンへ。 ぴ時計は既に新しい次を刻み始めているようだ。
久しぶりに大好きな和食屋さんでランチを食べた。 午前11時半に顔を出すと、 「いいよー。裏庭に座ってビールでも飲んで待ってて」 と言ってもらえたのでそうさせてもらう。 自炊メインになってから外で食べなくなった。でも, 何かいいことがあったとき、自分が頑張った後にご褒美をあげたいとき、やはり「外食」はいい。 しばらく来ないと裏庭の様子が違う。日本をモチーフにしたアートが壁一面に描かれていてその独特の和の世界観が際立つ。この店は日本食文化が大好きな中国系インドネシア人が
11月の風はピリッとクリスピーでどこかこそばゆい。そんなに早く冬にならないてもいいのに。もうちょっとのんびり秋のままでもいいのに。 冬と夏の間を反復横跳びしているNYの秋の気温。そういえば去年もこんな日々を繰り返しながら気がつくとあたり一面雪景色だったっけ。そんなこと考えながら散歩から帰宅してピアノの練習に入ると、窓越しに街路樹の黄色くなった葉っぱたちが風に揺れている。 今週に入りやたら地下鉄に冷房が入る。もうすでに冬の準備をしてきた人々を汗びっしょりにさせながら電車は橋
いちごの足がカールルイス。(足が速い!)なんとか新鮮で美味しく長く味わいたいので、このような保存方法を試す。早速いちごの香りを嗅ぎつけたぴが忍び寄る爪の音がする。今日もブルックリン宮殿は攻防戦が始まる/ Strawberries go bad quickly. I want to keep it fresh and delicious for a long time, so I try this method of preservation. Pi(Peace), who
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